ビートたけしは刑事役!「龍三と七人の子分たち」劇中カットを入手
2015年1月5日 06:00

[映画.com ニュース] 北野武監督の第17作「龍三と七人の子分たち」に、北野監督がビートたけし名義で出演していることがわかった。たけしが演じるのは、龍三親分ら“ジジイ”たちと旧知の仲である刑事・村上。映画.comは、村上の劇中カットを入手した。
昨年11月に公開決定が報じられた際、北野監督は「ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、あらためて思い知れって若者たちに言いたいね」と話している。たけし扮する村上刑事が、平均年齢72歳のベテラン俳優陣が演じるジジイたちとどのように絡むのかに大きな注目が集まる。
同作は、引退した元ヤクザのジジイたちが、詐欺で人々をだます若者を成敗しようと世直しに奔走するエンタテインメント作。金も居場所も失った元ヤクザが穏やかな余生をおくれるはずもなく、毎日くすぶっているという設定だ。ある日、オレオレ詐欺に引っかかった元組長の龍三親分は、若い者に勝手な真似はさせられないと決意し、昔の仲間たちを呼び寄せる。
北野監督作品初出演となる73歳の藤竜也が、主人公の龍三親分に扮する。映画主演は、「村の写真集」以来10年ぶり。七人の子分たちにも豪華なキャストがそろった。藤とともに北野組に初参加となる近藤正臣(72)、「アウトレイジ ビヨンド」に続く出演となった中尾彬(72)、さらに小野寺昭(71)、品川徹(78)、樋浦勉(71)、伊藤幸純(72)、吉澤健(68)が劇中で大暴れする。
「龍三と七人の子分たち」は、4月25日から全国で公開。
(C)2015「龍三と七人の子分たち」製作委員会
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