ウンベルト・エーコをうならせたアレクセイ・ゲルマン遺作「神々のたそがれ」予告編
2014年12月20日 17:40

[映画.com ニュース]アンドレイ・タルコフスキー監督の代表作「ストーカー」の原作者ストルガツキー兄弟のSF小説を、ロシアの巨匠アレクセイ・ゲルマン監督が映画化し、遺作となった「神々のたそがれ」予告編が公開された。哲学者ウンベルト・エーコに「アレクセイ・ゲルマンに比べればタランティーノの映画は、ただのディズニー映画だ」と言わしめた、人間社会に対する深遠な思想の一端を垣間見ることができる映像だ。
小説「薔薇の名前」で知られる哲学者ウンベルト・エーコは本作を「まさにわれわれのことを、われわれに起こり得るかもしれないことを描いた映画」と評している。映画を完成させたゲルマンJr.は、「反商業主義の映画の頂点に立つ作品である。この映画の製作者たちは、たったひとつの妥協も許さなかった。均質化した、無表情な現代商業映画への挑戦状である」と説明している。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント