薔薇の名前

劇場公開日

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解説

中世のある教会を舞台に謎の連続殺人事件解明にのり出す中年の僧と見習修道士の姿を描く。製作はベルント・アイヒンガー、エグゼクティヴ・プロデューサーはトーマス・シューリー、監督は「人類創世」のジャン・ジャック・アノー。イタリアの記号学者ウンベルト・エーコのベストセラー長編小説を基にジェラール・ブラッシュ、ハワード・フランクリン、アンドリュー・バーキン、アラン・ゴダールが脚色。撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はジェームズ・ホーナー、編集はジェーン・ザイツが担当。出演はショーン・コネリー、クリスチャン・スレーターほか。

1986年製作/132分/フランス・イタリア・西ドイツ合作
原題:The Name of the Rose
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画

オフィシャルサイト

ストーリー

1327年、ヨーロッパで宗教裁判の嵐が吹きあれている頃、北イタリアのベネディクト修道院に、バスカヴィルのウィリアム(ショーン・コネリー)と見習修道士のアドソ(クリスチャン・スレーター)が重要な会議に出席するために向かっていた。キリストの財産をめぐる教皇派とフランチェスコ修道会とその争いをまとめるための会議であった。荘厳な修道院に着くとすぐ、ウィリアムは、若い修道士が不審な死を遂げたことを知る。修道院長(ミシェル・ロンダール)によれば、死んだ僧は、文書館でさし絵師として働いていたということだった。殺人のにおいがするこの事件の解明を、ウィリアムは頼まれることになった。ウィリアムが調査を進めてゆく途中、第2の殺人が起きる。ギリシャ語の翻訳を手がけていた修道士ヴェナンツィオ(ウルス・アルサス)がその犠牲者だった。犠牲者の指には黒いしみが残されていた。2人は、この事件が、立ち入り禁止の文書庫と何らかの関係をもっていると直感した。写字室を訪れてみると、そこでは司書のマラキーア(フォルカー・プレシュテル)の監督の下、修道士たちによって、本や原稿が見事に写しとられ、さし絵がつけられている。マラキーアは自分の領域に立ち入られるのをかたくなに拒んだ。2人はもう一人謎の人物に出会う。ベネディクト会の厳しい戒律「いかがわしい話、ばかばかしいおしゃべりはいけない。むやみに笑ってはいけない」を守って写字室で笑うことを禁じている老いた文書館長で盲目のブルゴスのホルヘ(フェオドール・シャリアピン・ジュニア)だ。彼は何かを隠していると、ウィリアムは直感した。何者かが、ヴェナンツィオの机から一冊の書物を持って逃げ、その男を追って、アドソは、村の貧しい娘(ヴァレンティーナ・ヴァルカス)と出会う。彼女は教会の裏口からひっそり入りこみ、体を許す見返りに修道士たちに食物を恵んでもらっていたのだ。清純なアドソに魅せられた彼女は、戸惑う彼を誘惑した。ウィリアムらは偶然にも、修道院長から入るのを禁じられていた巨大な八角形の塔の中にある秘密の文書庫に通じる道を発見する。そんな頃、両方の代表団が到着するが、会議は口論で終ってしまう。それというのも、教皇の派遣団の一人でかつてウィリアムと敵対していた異端審問官のベルナール・ギー(F・マーリー・エイブラハム)が、物資給与係のレミージョ(ヘルムート・クヴァルティンガー)とサルヴァトーレ(ロン・パールマン)を告発したからだ。司書の助手ベレンガー(マイケル・ハベック)が殺されたのは、そんな時だった。彼の指にはまたもや黒いしみが……。異端審問で有罪とされた2人の処刑が行なわれようとしている。さらに魔女と告発された娘も縛られている。まさに火がまきにつけられようとしている時、ウィリアムとアドソが再び塔の中に入り、閉ざされた扉を開けることに成功、ついに、殺人事件の首謀者を見破ったのだった。

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映画レビュー

3.0ショーン・コネリーのとんでもないマスター感

2020年1月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

寝られる

 とある修道院で起きた連続殺人事件とその裏に隠された秘密に、元異端審問官の修道士とその弟子が挑む、中世ヨーロッパを舞台にしたミステリー。

 中世の修道院を忠実に再現したと思われるセットと、画面越しでもその寒さが伝わってきそうな空気感、どことなく不気味な修道士の人々など、映画の雰囲気はすごく良いです。

 何よりショーン・コネリーの圧倒的な存在感。彼がいるだけで凄い名作を見ている気がしてきます。

 映画のテンポは静かでゆっくり。心地よいのだが眠くなる。
 ミステリアスな雰囲気は素晴らしいが、なんとなく先が読めるストーリー展開。

 ベネディクト会とかフランシスコ会だとか、キリスト教会の知識が無い人間には結構わかりづらい作品かも。

 村娘と弟子のラブシーンはかなり唐突…
 それが物語の重要な要素になるのだが、そこにはのめり込めなかった。

 とにかく、雰囲気が素晴らしい。当時の修道院やキリスト教について学ぶことができる作品かと思います。

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たなかなかなか

4.0中世ヨーロッパ版「犬神家の一族(佐清)

2019年12月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ショーン・コネリー渋い!

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もーさん

5.0僧院を舞台にしての宗教論争

Birdさん
2019年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

難しい

原作は長すぎて諦めました。
あの長さをよくまとめてあると思います。
暗~い中世時代の世界観、ゾクゾクします。
世界中にファンがいるのもうなずけます。 大好きな映画です。

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Bird

4.0難解だけど面白い

緑雲さん
2019年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

難解だけど面白い。あと監督による音声解説も面白い。

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緑雲
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