ジャン=ジャック・アノー
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仏エソンヌ県ジュビジー=シュロルジュ出身。幼い頃から映画制作に興味をもち、11歳で8ミリカメラに触れる。
ソルボンヌ大学と映画技術専門学校を卒業後、映画学校イデックで学ぶ。卒業後はCM制作に携わり、長編初監督作「ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー」(76)でアカデミー外国映画賞を受賞。有史以前の人類の生活を描いた「人類創生」(81)、続くショーン・コネリーを主演に迎えたミステリー「薔薇の名前」(86)も次々にヒットし、フランス映画の名匠の地位を築く。
以降の監督作に文芸映画「愛人 ラマン」(92)、ブラッド・ピット主演作「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(97)、戦争映画「スターリングラード」(01)、中国人作家ジャン・ロンの自伝的小説を映画化した「神なるオオカミ」(15)など。「ノートルダム 炎の大聖堂」(21)では、2019年に起きたノートルダム大聖堂の火災を題材に、消防士たちの命懸けの救出劇を描いた。