LA批評家協会賞、作品賞は「6才のボクが、大人になるまで。」アニメ賞は「かぐや姫の物語」
2014年12月8日 13:50

[映画.com ニュース] ロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)が選考するLA批評家協会賞が12月7日(現地時間)に発表され、高畑勲監督「かぐや姫の物語」がアニメーション賞を受賞した。
作品賞は、リチャード・リンクレイター監督「6才のボクが、大人になるまで。」が受賞し、監督賞、主演女優賞、編集賞の計4部門に輝いた。同作は、12年の歳月をかけてひとりの少年の成長を追い続けた力作で、ニューヨーク及びボストン映画批評家協会賞でも作品賞を受賞している。
主演男優賞は、スティーブン・ナイト監督「Locke」のトム・ハーディ。大型案件を翌日に控えた建設技師の主人公が、不倫相手が出産するロンドンの病院まで車を走らせる間、さまざまな困難に直面する姿を描くサスペンスで、全編85分、画面に登場するのは主人公=ハーディのみという野心作だ。
ロサンゼルス映画批評家協会の主な結果は以下の通り。
次点 「グランド・ブダペスト・ホテル」
▼監督賞 リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」
次点 ウェス・アンダーソン「グランド・ブダペスト・ホテル」
▼主演男優賞 トム・ハーディ「Locke」
次点 マイケル・キートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▼主演女優賞 パトリシア・アークエット「6才のボクが、大人になるまで。」
次点 ジュリアン・ムーア「Still Alice」
▼助演男優賞 J・K・シモンズ「ウィップラッシュ(原題)」
次点 エドワード・ノートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▼助演女優賞 アガタ・クレシャ「イーダ」
次点 レネ・ルッソ「Nightcrawler」
▼外国語映画賞 「イーダ」(ポーランド)
次点 「Winter Sleep」(トルコ)
▼長編アニメーション賞 「かぐや姫の物語」
次点 「LEGO(R) ムービー」
▼ドキュメンタリー賞 「Citizenfour(原題)」
次点 「Life Itself」
▼脚本賞 ウェス・アンダーソン「グランド・ブダペスト・ホテル」
次点 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▼撮影賞 エマニュエル・ルベツキ「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
次点 ディック・ポープ「ミスター・ターナー(原題)」
▼作曲賞 ジョニー・グリーンウッド「インヘレント・バイス(原題)」&ミカ・レビ「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」
▼編集賞 サンドラ・エイデアー「6才のボクが、大人になるまで。」
次点 バーニー・ピリング「グランド・ブダペスト・ホテル」
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
トム・クルーズ、主演最新作でイニャリトゥ監督とタッグ! 規格外の大惨事コメディ「DIGGER ディガー」26年公開【特報】
2025年12月19日 19:00
映画.com注目特集をチェック
感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
【イカれた映画を紹介するぜ】些細なことで人生詰んだ…どうにかなるほどの強刺激
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
年末年始は爆発・秒殺・脱獄・名作!!
【全部無料の神企画】今年もやるぞ!ストレス爆散!!劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー