ボストン映画批評家協会賞、「かぐや姫の物語」がアニメ賞を受賞
2014年12月8日 13:22
[映画.com ニュース] ボストン映画批評家協会賞が12月7日(現地時間)発表され、リチャード・リンクレイター監督「6才のボクが、大人になるまで。」が作品賞を受賞した。また、高畑勲監督「かぐや姫の物語」がアニメーション賞を受賞した。
「6才のボクが、大人になるまで。」は、先頃発表されたニューヨーク映画批評家協会賞でも作品賞を受賞。主人公メイソンの6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を12年かけて撮影したドラマで、メイソン役を演じるエラー・コルトレーンをはじめ、母親役のパトリシア・アークエット、父親役のイーサン・ホーク、姉役のローレライ・リンクレイターの4人が同じ役を演じ続けて完成した。同作は作品賞のほかに、監督賞、脚本賞、編集賞、アンサンブル・キャスト賞の最多5部門を受賞した。
続く4部門に輝いたのは、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で、主演男優賞、助演女優賞、撮影賞、脚本賞を受賞。「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む姿を、「バットマン」のマイケル・キートン主演で描いたブラックコメディだ。今年の賞レースでは「6才のボクが、大人になるまで。」とこの「バードマン」が接戦を繰り広げている。
ボストン映画批評家協会賞の受賞結果は以下の通り。
▽主演男優賞 マイケル・キートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽主演女優賞 マリオン・コティヤール「エヴァの告白」「Two Days, One Night(原題)」
▽助演男優賞 J・K・シモンズ「ウィップラッシュ(原題)」
▽助演女優賞 エマ・ストーン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽監督賞 リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」
▽脚本賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」&リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」
▽撮影賞 エマニュエル・ルベツキ「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
▽ドキュメンタリー賞 「Citizenfour(原題)」
▽外国語映画賞 「Two Days, One Night(原題)」
▽アニメーション映画賞 「かぐや姫の物語」
▽編集賞 サンドラ・エイデアー「6才のボクが、大人になるまで。」
▽新人監督賞 ダン・ギルロイ「Nightcrawler」
▽アンサンブル・キャスト賞 「6才のボクが、大人になるまで。」
▽音楽賞 「インヘレント・バイス(原題)」
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