「高倉健さんをスクリーンでもう一度!」 ファンの声に応え東映が追悼上映会
2014年11月23日 05:00

[映画.com ニュース] 国民的映画俳優・高倉健さんが11月10日、悪性リンパ腫のため死去し、日本中が悲しみに包まれた。高倉さんの主演映画を長年にわたり製作してきた配給大手の東映には、多くのファンから「ぜひスクリーンでもう一度、健さんを見たい!」という声が寄せられた。これを受けて同社は、12月6日から「高倉健さん追悼上映会」を東京・丸の内TOEIで行うことを発表した。
あまりにも突然の別れだった。11月18日、高倉さんの訃報は列島を駆けめぐり、翌19日に全国4カ所に設けられた献花台には約4200人のファンが集った。
東映が敢行する追悼上映会のラインナップは、「網走番外地」(1965)、「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」(72)、「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」(66)、「冬の華」(78)、「動乱」(80)、「鉄道員 ぽっぽや」(99)の6作品だ。同館では、2015年1月下旬まで連日午前10時30分から上映(12月6日のみ午前11時から上映)する。料金は1000円均一。
スケジュールは、12月6~12日が「網走番外地」、12月13~19日が「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」、12月20~26日が「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」、12月27日~2015年1月2日が「冬の華」、1月3~9日が「動乱」、1月10日~同下旬が「鉄道員 ぽっぽや」となっている。なお、東映では12月以降、梅田ブルク7、ティ・ジョイ京都、ティ・ジョイ博多での追悼上映会も実施を予定している。
なお、「夜叉」「あなたへ」などを製作した東宝も、東京・有楽町のスバル座で12月27日から15年2月6日まで追悼特集上映会を行うことを発表している。上映作品は後日発表される予定。また、高倉さんの地元・北九州市の劇場「小倉昭和館」では、「新幹線大爆破」(75)を追悼上映中だ。
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