「死霊館」続編にジェームズ・ワン監督がカムバック
2014年10月24日 11:10
ワン監督がメガホンをとった「死霊館」は、1971年、米ロードアイランド州に建つ一軒家に越してきた家族に、次々と奇妙な現象が発生し、心霊学者のウォーレン夫妻に助けを求めたところ、恐るべき血ぬられた歴史が明らかになるという実話をベースにしたストーリー。ウォーレン夫妻役をパトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガが演じ、R指定ながら全世界興収3億2000万ドルを超える大ヒットとなった。
今年10月には「死霊館」の前章となるスピンオフ「Annabelle」が全米公開され、こちらは「死霊館」の撮影監督ジョン・R・レオネッティがメガホンをとり、ワン監督がプロデュースにまわった。「Annabelle」は、「死霊館」の冒頭に登場した人形アナベルの呪われた過去を描くもので、アナベル・ウォーリスが主演している。
米バラエティ紙によれば、「死霊館」続編はウィルソンとファーミガが再び主演。当初2015年10月23日全米公開の予定だったがスケジュールを変更し、来夏撮影を開始、16年に全米公開する。
ワン監督は昨秋、「死霊館」と「インシディアス 第2章」を最後にホラー映画から卒業すると発言していたが、「死霊館」続編の監督に決まり、前言を撤回することになる。
なお、ワン監督がメガホンをとった「ワイルド・スピード7(仮題)」は先頃クランクアップしており、15年4月17日に日本公開される。