安藤サクラ「百円の恋」予告編で自堕落オンナからボクサーへ大変ぼう
2014年10月17日 10:00

[映画.com ニュース] 女優の安藤サクラが主演する映画「百円の恋」から、主人公の一子が自堕落でうまくいかない生活を打破しようともがき、ボクシングを通して変ぼうを遂げる姿に目を奪われる予告編が公開された。あわせて、名前の大きく書かれたグローブをはめた一子の写真もお披露目された。
実家でひきこもりの生活をおくる一子(安藤)は、離婚して出戻ってきた妹と折り合いが悪く、一人暮らしを始める。100円ショップで働くようになった一子の唯一の楽しみは、ボクシングジムで練習する中年ボクサー・祐二(新井浩文)をのぞき見すること。ある日、知り合った2人は一緒に暮らし始め、それを境に一子の中で何かが変わっていく。
本格的にボクシングのトレーニングに励んだ安藤の熱意がひしひしと伝わってくす予告編では、痛切に描き出される一子の心情が、人気ロックバンド「クリープハイプ」が書き下ろした主題歌「百八円の恋」と激しく共鳴。引退間際のボクサーに扮した新井の鍛え上げた肉体にも注目だ。
故松田優作さんの出身地・山口県で開催される周南映画祭で、2012年に新設された脚本賞「松田優作賞」第1回グランプリを受賞した足立紳氏の脚本を、武正晴監督(「イン・ザ・ヒーロー」)のメガホンで映画化した。第27回東京国際映画祭(10月23~31日開催)の「日本映画スプラッシュ部門」への公式出品も決定している。
「百円の恋」は、11月15日からMOVIX周南ほか山口県内で先行上映。12月20日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。
(C)2014 東映ビデオ
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