真木よう子「脳内ポイズンベリー」主演で新境地!西島秀俊は優柔不断キャラに挑戦
2014年9月24日 05:00
[映画.com ニュース] 女優の真木よう子が、水城せとな氏の人気少女漫画を実写映画化する「脳内ポイズンベリー」(佐藤祐市監督)に主演し、奇想天外なラブストーリーに挑むことがわかった。また、真木とは映画「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」やドラマ「MOZU」で共演経験のある西島秀俊が参戦することも発表されている。
同作は、「失恋ショコラティエ」で知られる水城氏が「Cocohana」(集英社刊)で不定期連載中の同名少女漫画が原作。主人公のアラサー女子・櫻井いちこの抱く葛藤が脳内世界につながり、それぞれの役割を持つ脳内メンバーが会議を巻き起こすという異色の設定が話題の、新感覚ラブストーリーだ。
真木は昨年の第37回日本アカデミー賞で、「さよなら渓谷」で最優秀主演女優賞、「そして父になる」で最優秀助演女優賞をダブル受賞。これまでに演じてきた役どころでクールなイメージが強いが、今作では素直になれない主人公の女心と葛藤をポップに扮することで新境地を開拓する。
少女漫画を読む機会は少ないなかで、今作をオファーされて色々な恋愛ストーリーを読み漁ったといい「その中で『脳内ポイズンベリー』は、群を抜いて面白かったです。設定がまず面白い! ただ、役と自分の性格がかけ離れていて『これは挑戦だな』と思った」という。良い緊張感をもって初日を迎えたそうで、「やはり主演の映画ということで、相当な意気込みを持ってインしましたが、現場へ来てみると、以前ご一緒したスタッフがたくさんいて、とても和やかなムードでスタートすることができました」と述懐している。
飲み会で会って以来、気になっていた年下の早乙女に偶然遭遇したいちこ。脳内では、「話しかける? 話しかけない?」「押してみる? 引いてみる?」と、めくるめく会議が繰り広げられていく。脳内世界で会議を取りまとめる議長・吉田を演じるのが、西島だ。今までにない設定の役だけに、「原作をとても面白く読ませていただきました。真木さんとは『MOZU』でも共演していますが、180度違うテイストの話で、お互いに全く違う性格の役なので、新たな一面を見られるのではないかと思っています」と話している。
なお、西島とともに脳内会議を繰り広げるのは、神木隆之介、吉田羊、桜田ひより、浅野和之という芸達者で個性的な面々。さらに、現実世界でいちこが片思いをする年下の不思議系男子・早乙女を「イタズラなKiss~Love in TOKYO」での演技が中国で絶大な人気を呼んだ古川雄輝、いちこを優しく見つめる年上の男性編集者・越智を舞台で活躍する成河が演じる。
原作者の水城氏は、今回のキャスティングを「西島秀俊さんも、真木よう子さんも、私の大好きな役者さんです。そのフィルモグラフィーに『脳内ポイズンベリー』を加えて頂けることは本当に光栄」と喜ぶ。さらに、「硬派な役の多い西島さんが今回、常にうろたえ気味で風見鶏な議長を演じてくださることや、カッコイイ女性のイメージの強い真木さんが、優柔不断で翻ろうされてばかりのヒロインを演じてくださることも、いちファンとしてとてもワクワクしています」とコメントを寄せている。
「脳内ポイズンベリー」は、2015年に全国で公開。
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