マコノヒー&渡辺謙共演のガス・バン・サント新作は日本でも撮影
2014年8月1日 19:30
[映画.com ニュース] マシュー・マコノヒーと渡辺謙が共演するガス・バン・サント監督の新作「Sea of Trees(原題)」が、米マサチューセッツ州のほか日本でも撮影されることがわかった。
2013年のブラックリスト(製作前の優秀脚本)に選出されたクリス・スパーリングによる脚本は、命を絶とうと富士山麓の青木ヶ原樹海に足を踏み入れたアメリカ人男性アーサーが、自殺を迷う日本人男性タクミと出会うというドラマ。ふたりがこれまでの人生を振り返り、生き延びる道を模索する姿を描く。マコノヒーがアーサー、渡辺がタクミを演じるほか、アーサーの妻役をナオミ・ワッツが演じる。
米Deadlineによれば、マサチューセッツの郊外で7月31日(現地時間)にクランクインしており、日本での撮影は9月からを予定しているようだ。また、5月に開催されたカンヌ映画祭でプリセールスが行われ、世界各国で配給権が獲得されているという。公開時期は未定。
バン・サント監督は、日本の大ヒット漫画「DEATH NOTE」を米ワーナー・ブラザースが実写映画化するプロジェクトでメガホンをとることが決まっている。「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のマット・デイモンと再タッグを組んだ新作「プロミスト・ランド」は、8月22日から公開。