加瀬亮主演、ホン・サンス「自由が丘8丁目」べネチア映画祭オリゾンティ部門出品
2014年7月24日 18:00
ホン監督は、恋する男女の姿を独自の視点と手法で描き続け、ヨーロッパでも絶大な人気を誇っている、3大国際映画祭の常連。韓国の人気俳優たちがノーギャラでも出演を熱望する鬼才として知られており、一昨年の特集上映をきっかけに日本でもファンが急増、8月16日には「ヘウォンの恋愛日記」「ソニはご機嫌ななめ」が公開する。
クリント・イーストウッド、ミシェル・ゴンドリー、ガス・バン・サント、アッバス・キアロスタミら世界の名だたる映画監督と仕事をしてきた国際派俳優の加瀬は、かねてホン監督のファンを公言しており、一昨年の対談をきっかけに監督と意気投合し、今作の主演をつかみ取った。
映画はソウルをさまよう主人公の恋愛模様が描かれ、加瀬は、年上の韓国人女性を追いかけてソウルへとやってくるモリを演じる。韓国を代表する女優ムン・ソリ、新星チョン・ウンチェら、ホン・サンス映画の常連たちが共演する。
オリゾンティ部門では、ジャンルや長さにこだわらず、革新的で独創的な映画が選出され、最優秀作品賞含む4つの賞が設けられている。近年の日本からの出品作は、「サッド・ヴァケイション」(07/青山真治監督)、「冷たい熱帯魚」(10/園子温監督)、「KOTOKO」(11/塚本晋也監督)、「地獄でなぜ悪い」(13/園子温監督)など。ホン監督のべネチアへの出品は「教授とわたし、そして映画」(10)以来2度目。加瀬の渡伊は現在調整中だが、実現した場合、「アンテナ」(04/熊切和嘉監督)、「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」(08/押井守監督)以来、3度目の同映画祭参加となる。
「自由が丘8丁目」は12月シネマート新宿ほかで公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド NEW
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5 NEW
【これは不適切報道か、否か?】本当に放送していいのか…!? テロの全世界実況生中継、衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア NEW
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「わたしが死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
開始20分で“涙腺決壊”
【激しく、心を揺さぶる超良作だった…!】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー