「TOKYO TRIBE」絢爛豪華なポスター完成 モザイクアートでドクロが浮かび上がる
2014年6月26日 10:00

[映画.com ニュース] 鬼才・園子温監督が井上三太氏の伝説的コミックを実写映画化する「TOKYO TRIBE」のポスタービジュアルが完成した。出演者がセリフをラップで奏でるという「世界初のバトル・ラップ・ミュージカル」をうたい、これまでにない新しいエンタテインメントを標ぼうする同作を象徴するような、絢爛豪華なデザインになっている。
原作は、累計250万部を突破し、1990年代のストリートカルチャーを牽引した井上氏のコミック「TOKYO TRIBE2」。さまざまなトライブ(族)に属する若者たちが闊歩(かっぽ)する近未来のトーキョーを舞台に、「ブクロWU-RONZ」のヘッドに君臨する主人公メラと「ムサシノSARU」の海(カイ)を中心に、トーキョー中を巻き込んで勃発する一大バトルを描く。
金髪に染め上げた鈴木亮平がメラを演じ、対する海(カイ)にはラッパーのYOUNG DAISが扮しているほか、清野菜名、佐藤隆太、染谷将太、窪塚洋介、竹内力ら豪華キャストが直を連ねており、完成したビジュアルは、そんなメラと海のバトルシーンを中央に、豪華主要キャストが居並ぶ。その中には、自らオーディションに参加し、レンコンシェフ役の座を射止めた原作者の井上氏の姿も描かれている。
黒い背景やロゴの配置などが、どこか「スター・ウォーズ」のビジュアルを彷彿とさせ、さらにこのビジュアルは、配置されている人物全員で織りなすモザイクアートにもなっており、全体を引いて見ることで「ドクロ」が浮かび上がるというデザインにもなっている。
このビジュアルを使用したポスターやチラシが、7月上旬から全国の公開劇場に掲出される。
「TOKYO TRIBE」は8月30日から全国公開。
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