妻夫木聡が!「SKE48」松井珠理奈が!「舞妓はレディ」に参戦 主演・上白石は仏デビュー
2014年6月11日 05:00
以前から「周防作品に憧れていた」という妻夫木は、周防監督と撮影所で偶然出会ったことがきっかけでキャスティングが実現し、千春が若い頃に憧れた映画スター、赤木裕一郎役を演じることが決定。松井と武藤が演じるのは、 “アルバイト舞妓”の福名(ふくな)役と福葉(ふくは)役で、松井の役柄は本人と同じく名古屋出身という設定。そして、昨年公開の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のヒロイン役で映画デビューを飾った大原は千春の少女時代を演じ、再びスクリーンで歌声を響かせる。
また、仏パリで開催されているヨーロッパ最大の日本文化・エンタテインメントの祭典「JAPAN EXPO」に参加することが決定し、舞妓に憧れる主人公・春子役を演じる上白石萌音が会場で唄と踊りを披露することになった。今回で15周年を迎える「JAPAN EXPO 2014」(現地時間7月2日~6日開催)では、4つのテーマ「マンガ」「ポップカルチャー」「現代文化」「伝統文化」を掲げており、伝統文化のひとつとして“花街文化”が取り上げられることから本作が招待された。
唄や踊りといった芸で身を立てる舞妓は“おもてなし”のプロフェッショナルであり、日本を代表する“生きる伝統”として海外でも関心が高く、世界中の注目を集めるビッグイベントは作品をアピールするうってつけの晴れ舞台となりそうだ。また、同イベントに先駆け、パリプレミア上映会も予定しているという。
第7回東宝シンデレラで審査員特別賞を受賞し、本作のオーディションでは800人を超える候補者のなかから主役の座を射止めた新星・上白石は、イベントへの参加を心待ちにしている様子。「フランスは憧れの場所で、いつか訪れてみたいと思っていたので、こんなに早く行けることになって、まずは純粋に嬉しかったです。この映画が日本を飛び出して、海外の方々に見てもらえることがこのうえなく嬉しく、今からドキドキしています」と初々しいコメントを寄せた。
また、今回ステージ上で披露する映画の主題歌「舞妓はレディ」については、「覚えやすくて、何回歌っても飽きません。華やかな花街の世界が伝わってくる楽しい曲で、私は大好きです。映画を見たお客さんたちが、この歌をたくさん口ずさんでくれたら嬉しいです」と期待を膨らませた。さらに、同曲はシングルCDとして7月16日にリリースされることも決定している。
「それでもボクはやってない」「Shall we ダンス?」の周防監督が、20年前から着目していたという舞妓の世界を描いた本作。主人公・春子役の上白石をはじめ、春子を預かるお茶屋の女将・千春役の富司純子、春子に舞妓のイロハを教える“センセ”で、なじみの旦那・京野法嗣役の長谷川博己らが出演している。
「舞妓はレディ」は、9月13日から全国で公開。
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