カノジョは嘘を愛しすぎてる

劇場公開日:2013年12月14日

カノジョは嘘を愛しすぎてる

解説・あらすじ

「僕は妹に恋をする」「僕の初恋をキミに捧ぐ」の青木琴美による同名人気コミックを、佐藤健主演で実写映画化。音楽業界を舞台に孤高のサウンドクリエイター・小笠原秋と、才能を見出され劇的なデビューを飾る女子高生・小枝理子の恋模様を描く。23歳の若さでサウンドクリエイターとして活躍する秋は、かつて自分が所属していた人気バンド「CRUDE PLAY」に楽曲提供を続けながらも、ビジネスとしての音楽の世界に嫌気がさしていた。そんなある日、秋は気まぐれで声をかけた「CRUDE PLAY」ファンの女子高生・理子と付き合うことになる。しかし、理子は天性の歌声の持ち主で、その才能を見込んだ敏腕プロデューサーにより、3人組バンド「MUSH&Co.」としてデビューすることになるが……。ヒロインの理子を演じるのは、オーディションで選出された新人・大原櫻子。劇中バンド「CRUDE PLAY」メンバーに三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大、「MUSH&Co.」メンバーに吉沢亮、森永悠希と若手注目株が多数出演。

2013年製作/117分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2013年12月14日

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(C)2013 青木琴美・小学館/「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会

映画レビュー

3.0 【音楽】が【音が苦】になった人のお話

2026年6月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

楽しい

大原櫻子ちゃんの歌が上手いのは知ってましたが、櫻子ちゃんの歌ありきの作品でした。

日本のミュージシャン物の映画ではよくありそうなすれ違いや業界あるある的な感じで進んでいき、切ないながらも魅入ってしまいました。

元々漫画の作品らしいのですが、読んだことは無いので、この作品に触れるのは初見になりますが、1〜10まで物事があるとすれば4ぐらいのところで終わります…

そしてスタッフロールが流れ、終わったあとに少し進んで4.2まで進んで終わる感じです。

ラストもう一捻り残して欲しかったですが、あまり辛口にすると佐藤健ファンからボコられるので言わないでおきます🙊

他にも結構豪華なキャストなので、見応えとしても十分でした。

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あの巨匠!安岡 遊次郎

4.5 言語化できない心の複雑さ

2026年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

『カノジョは嘘を愛しすぎてる』――青春の残響と、本物の感情を探し続ける人間
2013年公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、2009年から連載された少女漫画の実写化作品である。
だが本作を観ていて強く感じたのは、単なる恋愛映画というより、2000年代後半から2010年代初頭に流行した“感情読解型ドラマ”の系譜だった。
当時の作品には、説明しすぎない空気があった。
登場人物は本音を語らない。
しかし視聴者は、その沈黙、逸らした視線、誤魔化した言葉から「本当は何を思っているのか」を読み取ろうとしていた。
だから当時は、ドラマそのもの以上に、「あの時あの人物は何を考えていたのか」という会話が盛り上がっていたように思う。
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』もまた、明確なプロットの裏側に、“言語化できない感情”を大量に沈めている作品だった。
主人公・小笠原秋(Aki)は、売れっ子バンドのサウンドクリエイターでありながら、どこか空虚だ。
「すべてを手に入れたのに、何も持っていない」
彼のこの感覚は、単純な成功者の虚無ではない。
Akiの原点は、12歳の誕生日に買ってもらったベースギターであり、親友・瞬とのバンド活動であり、そして高校時代だった。
夢だけが先にあった時代。
感情がそのまま音になっていた時代。
怒りも、友情も、恋も、鬱屈も、未来への焦燥も、そのまま音楽になった時代。
だが、デビュー後にAkiが見てしまったのは、“売れるために構築された音楽”だった。
アイドル。
演出。
作られた感動。
架空のハリボテ。
嬉しいはずの成功に対し、彼は反射的に「違う」と感じてしまう。
しかし皮肉なことに、彼自身もまた、感情を“起こそう”とする側へ近づいていく。
本作で印象的なのは、Akiが感情を失った人間ではないことだ。
むしろ彼は、今も感情を求めている。
ただ、“自然に揺れなくなった”。
かつては勝手に溢れていた怒りや衝動を、今はどこかで「探しにいかなければならない」。
茉莉と高樹の件で、Akiが無理やり怒ろうとする場面に、私はそれを感じた。
彼は本当に激怒していたというより、「この状況なら、自分は傷つくはずだ」「怒れるはずだ」と、自分の感情を確認しているように見えた。
そして、その“無理やり作った揺れ”から音が生まれる。
それは表現者として、あまりにも切ない。
感情に突き動かされていた人間が、いつしか「どうすれば感情が起きるか」を逆算し始めてしまう。
Akiの空虚は、そこにある。
そんな彼が出会ったのが、理子だった。
Akiは理子に、一目で何かを感じる。
それは確かに恋愛感情だったのだろう。
しかし同時に私は、Akiが理子の中に“高校時代の自分”を見ていたようにも感じた。
純粋に音楽を好きだった頃。
未来だけを見ていた頃。
まだ「本物かどうか」を疑わずにいられた頃。
理子は、Akiにとって青春の残響だった。
だが本作が面白いのは、それだけで終わらないところだ。
理子は、Akiの言葉ではなく、“音”を聴いている。
彼がどんなに誤魔化しても、距離を取っても、音の中にある本心だけは消せない。
理子が惹かれたのは、表面的な優しさではなく、Aki自身も信じ切れなくなっていた“まだ残っている純粋さ”だったのだと思う。
つまり理子は、Akiの過去を懐かしむ存在ではなく、「まだ終わっていない」と示す存在でもあった。
ここで私は、尾崎豊 を思い出した。
尾崎の楽曲には、“その瞬間にしか存在できなかった感情”がある。
高校時代の鬱屈。
社会への怒り。
愛されたいという叫び。
それらは強烈な熱量を持つ一方で、時間が経つほど、「あの感情を超えるもの」を見失わせる危うさも持っていた。
Akiもまた、自分の原点に囚われている。
だが本作のラストには、僅かな救いがある。
「笑って、ボクの嘘に気づかぬふりをするカノジョに、ボクは一生敵わない」
この台詞は、恋愛の敗北ではない。
自分の感情を理屈で管理しようとしてきたAkiが、“揺れてしまう感情そのもの”を受け入れている理子に敗北した瞬間なのだと思う。
人は、感情を完全には整理できない。
恋愛と執着。
救済と依存。
過去への郷愁と、現在の本心。
それらは混ざり合う。
だが理子は、その矛盾を責めない。
音の中にある本心だけを感じ取っている。
だからAkiは敵わない。
そして私は、この作品の本当のテーマは、「青春」そのものではなく、“人は失われた感情とどう向き合うのか”にあるように感じた。
心に時間は存在しない。
だから人は、過去を悔やみ、未来を恐れ、そして今この瞬間に揺れ続ける。
物語とは、その揺れを見つめるために存在するのかもしれない。

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R41

3.0 不穏な空気の中でピュアなヒロインが光る🎸

2025年6月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

カワイイ

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

1.0 つまんねー

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

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