ざわちんの井上真央なりきりメイクに「芹沢ブラザーズ」もビックリ！

過熱報道やネット炎上によって、ある美人OL殺害事件の真相が闇に埋もれていく様子を描いた異色サスペンス。「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」の中村義洋監督がメガホンをとり、井上をはじめ、綾野剛、菜々緒、蓮佛美沙子ら豪華キャストが顔をそろえた。

ふだんはバイオリン2本とピアノからなるアコースティック・インストゥルメンタル・ユニット「TSUKEMEN」として活動する3人。本作には「芹沢ブラザーズ」の美也（SUGURU）、優也（KENTA）、雅也（TAIRIKU）として出演し、そのままの名義でCDデビューを果たした。楽器本来が持つ豊かな生音にこだわって全国各地でコンサートを行う3人は、「芹沢ブラザーズ」として劇中曲「All alone in the world」、「TSUKEMEN」として「AKATSUKI」の2曲を生演奏し、会場を盛り上げた。

バイオリンの雅也は、初挑戦となった演技に「井上真央さんたち役者さんの役への入り方を見ていてすごく刺激になった。僕らは大根役者なので心配だったけど、幸運なことにセリフがなかった（笑）」と本音をポロリ。するとバイオリンの優也が、「これじゃ『“セリ”フなしブラザーズ』ですね」とダジャレを飛ばし、客席の笑いを誘っていた。

メイクでものまねをする“ものまねメイクファンタジスタ”として人気急上昇中のざわちんは、劇中の井上になりきったメイク姿で登場。「いつもはメイクに2～3時間かかるけど、井上真央さんのメイクはシンプルなので30～40分でできた。ものまねメイクは眉毛が大事。井上真央さんはグレーのアイブロウで上がり眉毛。そこを意識して完コピした」と自慢の仕上がりで、「芹沢ブラザーズ」の面々も「そっくり！」とその完成度に驚いていた。本作を鑑賞したざわちんは、「出演しているキャストが全員大好きなのでおいしかった。犯人や展開が予想外だったので、もう1度見たくなった！」とすっかりハマっていた。