【第37回日本アカデミー賞】西田敏行&樹木希林、貫禄の司会ぶりで受賞者タジタジ
2014年3月8日 09:45

[映画.com ニュース]第37回日本アカデミー賞の授賞式が3月7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われた。本年度から日本アカデミー協会組織委員会の副会長に就任した西田敏行と、昨年「わが母の記」で最優秀主演女優賞に輝いた樹木希林が司会を務めたが、貫禄を見せつけ遠慮のない質問で受賞者たちをタジタジとさせた。
口火を切ったのは、樹木。優秀助演男優賞を受賞したオダギリジョーに対し、「お子さんがお生まれになっても、ファッションは相変わらずねえ」と話しかけ、これにはオダギリも苦笑いを浮かべるしかなかった。さらに、結膜炎により左目に眼帯をつけていた蒼井優にも「目はどうなさったの?」と問いかけ、「昔から目を病んでいる女は色気があるっていうのよ」とフォローしていた。
先手を取られた西田も、「そして父になる」で優秀主演女優賞、「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」で優秀助演女優賞に輝いた尾野真千子に「もう、大好き! 昔、2人で京都でご飯を食べたことがあるんだよね~」とニンマリ。「武士の献立」で優秀主演女優賞を受賞した上戸彩には、「ご主人は見られたの? 振り付けしてもらわなかったの?」と質問し、場内を和ませた。
「舟を編む」で優秀主演女優賞に輝いた宮崎あおいを、メガホンをとった石井裕也監督は「天才です」と絶賛。すかさず樹木が、「あの監督の奥さんって、満島ひかりさんなんでしょう? 満島さんにもそんな言葉で口説いたの?」と切り込み、石井監督は「そんなことないです」と語るのが精いっぱいだった。
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