殿様・佐々木蔵之介「超高速！参勤交代」特報＆本ポスターで大奮闘！

「のぼうの城」を輩出した脚本賞として知られる城戸賞の第37回で、最高得点で入選した土橋章宏氏の脚本を映画化。「5日以内に参勤交代せよ」と命じられた、わずか1万5000石の弱小貧乏藩である湯長谷藩が、奇想天外な作戦を練って幕府から突き付けられた無理難題に挑む姿を描く。佐々木が湯長谷藩主の内藤政醇を演じるほか、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、「Hey!Say!JUMP」の知念侑李、陣内孝則、西村雅彦らが出演。「ゲゲゲの鬼太郎」「鴨川ホルモー」などで知られる本木克英監督が、メガホンをとった。

特報は、大ヒットドラマ「半沢直樹」のナレーションでおなじみ、元NHKアナウンサー山根基代氏による解説でスタート。金なし、人なし、時間なしという困難の状況の中、お上からの理不尽な言いつけを守るため、佐々木扮する殿とその部下たちが奮闘する姿がコミカルに描かれており、彼らが非道な幕府とどう対じするのかに期待が高まる映像になっている。

あわせてお披露目された本ポスターには、主演の佐々木を中心に、そうそうたる顔ぶれが勢ぞろい。キャラクターたちがうろたえながらも、一丸となって大ピンチを切り抜けようとする姿が、パワフルに表現された。製作サイドからは、「上司から無理難題を強いられながらも、日々奮闘するサラリーマンたちにパワーを届けられるようなビジュアルに仕上がった」と出来栄えに自信をみせており、「佐々木蔵之介さんの普段見る事の出来ない、慌てふためいた芸人顔負けのダイナミックな表情にも、ぜひご注目ください」とコメントが寄せられている。

湯長谷藩主の政醇は、湯長谷にある金山を我が物にしようとする老中・松平信祝に、突然の参勤交代を命じられる。しかも、通常8日かかる行程をその半分の日数で進まなくてはならないうえ、参勤から終えたばかりで、藩の懐は厳しい状態。政醇は信祝の仕打ちに激怒するが、知恵者の家老・相馬兼嗣に命じて実質4日間で参勤交代を果たせる奇想天外な作戦を練り上げる。さらに東国一の忍びといわれる戸隠流の抜け忍・雲隠段蔵を道案内役として雇って作戦を実行するが、幕府も参勤交代を阻止しようと刺客を送り込んでくる。

「超高速！参勤交代」は、6月21日から全国で公開。