【全米映画ランキング】アイス・キューブ&ケビン・ハート主演のコメディ「Ride Along」がV
2014年1月22日 20:30
[映画.com ニュース]キング牧師の日の週末、4本の新作がランクインした全米ボックスオフィスは、アイス・キューブ&ケビン・ハート主演のコメディ「Ride Along」が、約4100万ドルで首位デビューを果たした。
1月公開作品では、「クローバーフィールド HAKAISHA」(08/オープニング興収約4000万ドル)の記録を更新する歴代最高オープニング興収をあげた同作。お調子者の警備員ベン(ハート)は、恋人アンジェラとの結婚を彼女の兄でアトランタ市警刑事ジェームズ(キューブ)に認めさせるため、ジェームズとともにパトロールをともにすることになる。批評家受けは芳しくなかったが、1億ドル以上を狙える好スタートを切った。共演にティカ・サンプター、ローレンス・フィッシュバーン、ジョン・レグイザモ、ブルース・マッギル。監督は「バーバーショップ」「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」のティム・ストーリー。
2位は前週首位の「ローン・サバイバー」。累計興収は約7800万ドルとなり、今月中に1億ドルに到達する見込み。
約2000万ドルの興収で初登場3位となったのはカナダ・韓国・アメリカ合作の3Dアニメ「The Nut Job」。リスたちが銀行強盗(The Bank Job)ではなく、ナッツ強盗を試みるアクションコメディ。「キラーエリート」(11)、「THE GREY 凍える太陽」(11)、「サイド・エフェクト」(13)など渋めの実写サスペンスを製作・配給してきた新興配給会社オープンロード・フィルムズ初のアニメ作品となったが、首位デビューは飾れなかった。声の出演はウィル・アーネット、リーアム・ニーソン、キャサリン・ハイグル、ブレンダン・フレイザー。
4位初登場となったのは、トム・クランシー原作のベストセラー「レッド・オクトーバーを追え!」「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」などで活躍した国民的人気キャラクター、ジャック・ライアンの若き日に焦点を当て、オリジナルストーリーとして映画化した「エージェント:ライアン」。表向きはウォール街の経済アナリストとして活動するCIA分析官ジャック・ライアンが、モスクワへ派遣され、国際テロの陰謀に巻き込まれながら、CIA秘密工作員になるまでを描くシリーズのリブート作品。タイトルロールにリブート版「スター・トレック」(09)でも主演に抜擢されたクリス・パイン。共演にケビン・コスナー、キーラ・ナイトレイ。監督・共演にケネス・ブラナー。
その他、7位にファウンド・フッテージもののホラー「Devil's Due」がランクインした。
今週末は、アーロン・エッカート主演のアクション・ホラー「アイ、フランケンシュタイン(原題)」が公開となる。