【全米映画ランキング】「アナと雪の女王」がV 「パラノーマル」最新作は2位デビュー
2014年1月8日 10:30

[映画.com ニュース]北米北部を猛烈な寒波が襲った2014年最初の週末、全米ボックスオフィスの首位に立ったのは、「Frozen」が原題のディズニーアニメ「アナと雪の女王」だった。
同作の先週末の興収は約2000万ドルで、累計興収は3億ドル目前。グロスは3億6000万~7000万ドルあたりになりそう。
ニューヨーク、ニュージャージー州などで非常事態宣言も発令されるほどの大寒波で割を食ったのは、人気ホラーシリーズの最新第5作「パラノーマル・アクティビティ 呪いの印」。シリーズ初となる新春公開で幸先のいいスタートを切りたかったところだが、続編としては初めて首位デビューを逃してしまった。
3週連続の王座から陥落した「ホビット 竜に奪われた王国」は約1500万ドルの興収で3位に。累計は約2億2900万ドルで、全世界興収は約7億5600万ドルと大ヒットを記録。日本、中国での興収が加われば、10億ドルの大台突破もありそうだ。
4位は前週5位からワンランクアップの「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演による5度目のコンビ作は1990年代にニューヨーク・ウォール街で投資会社を設立し荒稼ぎした青年ジョーダン・ベルフォートの成功と破滅を描いた実録ドラマ。多くの批評家から絶賛評を集めており、アカデミー賞のノミネートはほぼ確実となっている。共演はジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー、ジャン・デュジャルダン、ロブ・ライナー、ジョン・ファブロー、カイル・チャンドラー。累計興収は約6300万ドルに達しており、1億ドル超えも可能な位置につけている。
5位は約1200万ドルの「アメリカン・ハッスル」。こちらの累計は8700万ドルで、1億ドル超えは間近。8位のベン・スティラー監督・主演「LIFE!」は、前評判が高過ぎたか、公開後は低空飛行。オスカーノミネートはかなり厳しそうだ。
また、レイジング・ブル対ロッキーのアカデミー賞ボクサー対決が話題になっていたロバート・デ・ニーロ&シルベスター・スタローン競演のボクシング・コメディ「リベンジ・マッチ」は、前週11位から順位をひとつ上げて、なんとか10位にランクインした。
今週末は、オスカー女優メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ競演のドラマ「8月の家族たち」、マーク・ウォールバーグ製作・主演の実録ミリタリーアクション「ローン・サバイバー」、ホアキン・フェニックス主演、スパイク・ジョーンズ監督の恋愛ドラマ「ハー(原題)」、レニー・ハーリン監督のアクション史劇「The Legend of Hercules」などが拡大公開となる。
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