三谷幸喜監督「清須会議」台湾公開にリン・チーリンから祝い花 次回作は爆笑コメディ!?
2013年12月23日 08:00

[映画.com ニュース] 三谷幸喜監督が12月21日(現地時間)、最新作「清須会議」の台湾公開決定を受け、台北市内の2つの劇場で行われたプレミア上映で舞台挨拶に立った。この日、プレミア会場には三谷監督の大ファンだという女優リン・チーリンから「『清須会議』が台湾でヒットしますように」とメッセージが添えられた祝い花が届けられた。三谷監督は、上映後のティーチインで仕事をしたい海外の俳優を聞かれると、「ひとりはケイト・ブランシェット。もうひとりは、皆さんあまり知らないかもしれませんが、リン・チーリン!」と答え、場内を大喜びさせていた。
三谷監督にとって6作目となった「清須会議」は、11月9日に全国430スクリーンで封切られ、12月22日までに観客動員225万人、興行収入27億円を突破した。海外からの配給オファーが続々と寄せられるなか、台湾で12月27日からの公開が決定。台湾では、「THE有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」が公開されており、三谷監督の人気は非常に高い。台湾入りは、「ステキな金縛り」の公開時以来、約2年ぶりとなった。
今回のプレミア上映のチケットは、発売日に即日完売。台南地区や上海から駆けつけたファンもいるとあって、三谷監督は持ち前のサービス精神を発揮した。次回作についての質問には、「来年は舞台が7作控えていますが、映画にももちろん力を入れていきます。今回は少しシリアスな作品になったので、次回は思い切り笑えるコメディをお届けしたい」と力強く宣言してみせた。
プレミア上映の合間に饒河街(じょうががい)観光夜市の福富宮を訪れた三谷監督は、ヒット祈願した。その後、小鳥占いでヒットの行方を占うと「2014年もどんどん運気が上向く。ヒットのためには、食べ物や持ち物で縁起を担ぐより、とにかく宣伝!」とアドバイスを受けていた。
三谷監督が17年ぶりに書き下ろした小説を自ら脚色し、メガホンをとって映画化。織田信長の死後、家臣の柴田勝家と羽柴秀吉らが後継者を決め、日本史上初めて合議によって歴史が動いたとされる清須会議の全貌をオールスターキャストで描いた。
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