前田敦子主演作、ローマ国際映画祭で2冠!日本作品では初の快挙
2013年11月18日 05:00

[映画.com ニュース] 伊ローマで開催中の第8回ローマ国際映画祭の授賞式が11月16日(現地時間)に行われ、前田敦子主演、黒沢清監督作「Seventh Code」がインターナショナル・コンペティション部門で最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞の2冠に輝いた。
黒沢監督は、この快挙に「ローマ国際映画祭に出品できただけでも十分満足しておりましたが、受賞の報を聞いて大変驚いています。ほかにも素晴らしい作品が数多くあるなかで、今回の作品に賞を与えてくれたことを、とても嬉しく思っています」と喜んでいる。主演の前田も、「黒沢監督すごい! ビックリしすぎて意味がわかりません。私は監督の指示に従っただけですが、私もすごく嬉しいです! 監督賞、技術貢献賞、本当におめでとうございます!」とコメントを寄せた。
今作は、黒沢監督が前田の出演を念頭において書き下ろしたオリジナルストーリーで、ロシア・ウラジオストクを舞台に予測不可能な物語がスリリングに展開される。前田のほか「HK 変態仮面」「TOKYO TRIBE」など話題作に出演が続く鈴木亮平、中国人女優のアイシー、映画やドラマで活躍する山本浩司らが出演している。
なお、今作の日本公開は未定。
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