三谷幸喜“天下取り”に向け役所広司&大泉洋従え街頭演説 爆笑公約も
2013年11月4日 15:54
[映画.com ニュース] 映画「清須会議」の公開を控える三谷幸喜監督が11月4日、東京・有楽町で大ヒットに向けた“最後のお願い”を主演の役所広司、大泉洋とともに行い、町行く人々に熱いメッセージで呼びかけた。
三谷監督にとって初の時代劇映画となる今作は9日に全国で封切られ、当日は有楽町・TOHOシネマズ日劇で舞台挨拶が行われる。有楽町は、1934年に東洋最大級の映画館(当時)として日本劇場が開業して以来、日本映画の象徴とも呼べる地。それだけに鼻息の荒い三谷監督は、「最後のお願いにやって参りました! 絶対に損はさせません! ぜひ劇場でご覧ください!」と絶叫した。
また、映画で柴田勝家を演じた役所、羽柴秀吉に扮した大泉も負けていない。役所が「三谷幸喜はおしゃべりがそこそこうまいですが、映画はそれよりもずっと面白いです!」と援護射撃。大泉は、「三谷君はね、この映画を通して日本を変えると言っている! 世の中は暗い話題ばかり。しかし! 三谷君は『清須会議』で日本を明るく夢がある国にしよう、そう言っている。今年の邦画興行収入No.1になれなかったあかつきには、彼は丸坊主にすると言っている!」と勝手に公約までぶち上げた。
これには、寝耳に水の三谷監督が大慌て。丸坊主案を却下し、「もしもNo.1がとれたなら、僕はここ(有楽町マリオン)で踊り続けます! 大泉洋と踊り続けます! 役所広司も踊ります!」と宣言した。大喜びの大泉は、「『Shall We ダンス?(1996)』だ。草刈民代さんも呼んでしまおう!」と悪乗りしていた。
三谷監督にとって6本目の映画となる本作は、17年ぶりに書き下ろした小説を自ら脚色。本能寺の変で織田信長が死去した後、家臣の柴田勝家と羽柴秀吉らが後継者を決め、日本史上初めて合議によって歴史が動いたとされる清須会議の全貌を描く。
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