三谷幸喜監督作「清須会議」、モントリオール世界映画祭へ!
2013年8月4日 06:00

[映画.com ニュース] 三谷幸喜監督が17年ぶりに書き下ろした小説を、自らの脚本で小説とは違うアプローチで映画化する「清須会議」が、8月22日に開幕する第37回モントリオール世界映画祭のワールド・グレイツ部門に選出されたことが明らかになった。第26回東京国際映画祭(10月17~25日)のクロージング作品に、日本映画としては7年ぶりに選ばれたばかりだが、このほど10月16日から開催される第33回ハワイ国際映画祭でのガラプレミア上映も決定。国内外からの注目は、日増しに大きくなるばかりだ。
幼少期から歴史好きだった三谷監督にとって念願の企画といえる今作は、映画では初の時代劇。織田信長亡き後、織田家の跡継ぎ問題と領地配分を議題に、日本史上初めて会議によって歴史が動いたとされる清須会議の全ぼうを、豪華キャストによる群像喜劇として描く。
同映画祭は、カナダで最も古い歴史を持つことで知られ、2008年に滝田洋二郎監督作「おくりびと」がグランプリを受賞したことでも話題を呼んだ。8月22日~9月2日(現地時間)に開催される今年は「清須会議」のほか、フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に永作博美主演作「四十九日のレシピ」(タナダユキ監督)、「シャニダールの花」(石井岳龍監督)、「凶悪」(白石和彌監督)、「ぼっちゃん」(大森立嗣監督)が出品されるほか、ワールド・コンペティション部門に「利休にたずねよ」(田中光敏監督)がノミネートされている。
「清須会議」は、11月9日から全国で公開。
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