シャニダールの花
劇場公開日 2013年7月20日
解説
「生きてるものはいないのか」の石井岳龍監督が、改名前の石井聰亙として活躍していた頃から企画を温めていたオリジナル作品。選ばれた女性の体に咲き、新薬開発のために高値で取り引きされる「シャニダールの花」の成長をケアする特殊施設を舞台に、植物学者と新人アシスタントが、花の提供者と触れ合いながら生命の根源を見つめ直していく姿を描く。シャニダール研究所に勤める植物学者の大瀧とセラピストの響子は、シャニダールの花の成長に誘われるかのように、次第にひかれあっていく。しかし、花を採取する際に提供者の女性が死亡する事件が連続して発生。大瀧は研究所に不信感を抱きはじめ……。主演は「ヘルタースケルター」「るろうに剣心」など話題作が相次ぐ綾野剛と、「東京オアシス」「舟を編む」の黒木華。
2012年製作/104分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
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2021年4月10日
Androidアプリから投稿
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小生理解力が乏しいので映画を観ていて置いてけぼりを食らうことはよくあるが、ここまでのポカーンは初めてかも。
花が恐竜を滅ぼしたとかなんとか理屈っぽいことを言っていたけど、地上にごまんとある植物の一部が小型化分散化したところで本当に恐竜滅ぶのか?花に戻るとかなんとか言っていたけど、戻るなら魚とかでは?全力で隠蔽してたわりに花の増殖を誰も対処せず、危機感無さすぎでは?といちいち気になってしまった。
人間の生きる力的なことを語りたいのかと思ったりもしたが、鍵となる「花」の正体は不明、生きる力どころか滅んでいきそうなエンディング。単に「花の魅力を解釈してみた」だけなのか?
映像も特にめっちゃ綺麗なわけでもなく、終始薄暗くスローペース。味がするんだかしないんだか、微妙な内容だった。
GYAO!
2018年12月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ジャンルは恋愛ファンタジーとなっていましたが、観てみた感想はSF かホラーといったところ。途中サスペンス映画かとも思いましたが謎は証されないままずっと不気味な感じでストーリーは進んでいくのでやっぱりホラー映画だな。
この映画を見れば黒木華がどんなに良い女優かということがわかります。
監督もいいですが・・・。
2017年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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内容が、深みが、情緒が、
あるような、ないような、そんな作品。
説明的なシーンは冷めるけど、色んなことが唐突でご都合主義的な描かれ方で共感しづらいので、もう少し説明的なシーンがあっていいと思った。
2人の恋愛の始まり方も、雑。
それなのにあんなに好きになるなんてちょっとね。
問題提起をしたいのか、恋愛映画なのか、そもそもそこにブレを感じた。
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