ジム・ジャームッシュ、4年ぶり新作のポスター監修&独占お披露目
2013年10月30日 10:00
[映画.com ニュース]ジム・ジャームッシュ監督が吸血鬼の恋愛を描いた新作「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」のポスタービジュアルを、映画.comが独占で入手した。ジャームッシュ監督が監修を手がけ、オフビートな作品の世界観を切り取ったスタイリッシュなデザインとなっている。
「リミッツ・オブ・コントロール」(2009)以来、約4年ぶりとなる新作で、ジャームッシュ監督が7年間にわたり温めてきた構想を映画化。「マイティ・ソー」のロキ役で知られるトム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントンが孤独な宿命を背負う吸血鬼カップルに挑戦し、孤独と闇の世界でひっそりと生きる恋人たちの日常と愛を描き出す。ミア・ワシコウスカ、ジョン・ハートらが共演。第66回カンヌ映画祭、第38回トロント国際映画祭に正式出品された。
ポスタービジュアルは、互いを抱き寄せるヒドルストンとスウィントンを中心に、タイトル「Only Lovers Left Alive」が血を思わせる真紅で刻まれている。ジャームッシュ監督は、キャッチコピー「世紀を越える愛」の決定にも積極的にかかわり、日本のファンに向け思いを込めた。また邦題にもジャームッシュ監督の希望が反映され、作品の世界観、ビジョンをそのまま観客に伝えるため、原題と同じ「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」が採用された。
「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」は、12月から全国で公開。