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寺島しのぶとムン・ソリ、TIFF審査委員会見で褒め合い?「嫉妬してる」

2013年10月17日 21:12

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チェン・カイコー監督と寺島しのぶ、ムン・ソリ
チェン・カイコー監督と寺島しのぶ、ムン・ソリ

[映画.com ニュース] 第26回東京国際映画祭コンペティション部門国際審査員会見が10月17日、メイン会場である東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、審査委員長を務める中国の巨匠チェン・カイコー監督、女優のムン・ソリ、プロデューサーのクリス・ブラウン、映画監督のクリス・ワイツ、女優の寺島しのぶが出席した。

メインとなるコンペティション部門には、韓国の鬼才キム・ギドクが脚本と製作を手がけた社会派ドラマ「レッド・ファミリー」、中国を代表する女流監督ニン・インによる骨太人間ドラマ「オルドス警察日記」、フィリピン・マルコス政権独裁下の貧しい村に生きる女性を描いた「ある理髪師の物語」、ジェシー・アイゼンバーグ主演で文豪ドストエフスキーの原作を現代に置き換えた新感覚スリラー「ザ・ダブル/分身」、奇想天外なエピソードを斬新に盛り込んだアイスランド映画「馬々と人間たち」、世界の終末を漂わせる独創的なトルコ映画「歌う女たち」など、世界が注目する才能がそろう。日本からは、前作「歓待」が世界各国の映画祭で絶賛された深田晃司監督の「ほとりの朔子」、榊英雄監督が大森南朋を主演にジョージ秋山氏の傑作漫画を実写映画化した「捨てがたき人々」の2本がノミネートを果たした。

チェン監督は、「来年撮影する映画の準備中なので、若手の作品をたくさん見られることはとても良い勉強のチャンス。私も最初は経験もなく熱意と勢いだけで作った。若手監督にとっては勇気が大事。ピュアな内心を映画の中に取り込んで、観客と分け合えればいいと思う」と若手監督にエールをおくった。ブラウン氏は、特別招待作品「レイルウェイ 運命の旅路」のプロデュースを手がけており、「審査員に選ばれたこと、自分の映画を出品できたことでダブルの喜び。映画祭はトップのシェフが出すごちそうが並ぶ、素晴らしい晩さん会のようなもの。どのような刺激を感じられるか楽しみ」と期待を寄せた。

審査基準について、ソリは「まずは映画を楽しみ、いち観客として色々なことを感じたい。その後は踏み込んで、監督の思いがどれくらい込められた作品か、私がどれくらいその思いを感じられるかを大切に審査する」と意気込みを語った。ワイツ監督も、「映画の想像力、観客としてインスピレーションをもらえるということが大事。個人的には、なぜ自分が映画を好きになったかを思い起こさせてくれる映画」と説明した。

寺島は審査員に就任し、「大きなプレッシャーを感じている。女優としてカーペットを歩いた方がよほど気が楽(笑)」と本音を明かしながら、「いつの間にかスクリーンに引き込まれていく映画は、心に残って忘れられない。人間の多面性が表現されている映画が好き」と語った。女優としての観点を聞かれると、「『私が演じた方が良い』と思う映画はたぶん良い映画ではないと思う(笑)。役者の芝居を見て嫉妬する映画は素敵な映画なのかな。『オアシス』のムン・ソリさんにはすごく嫉妬した」と明かし、ソリも「私も寺島さんに嫉妬してる」と笑いながら称え合った。

第26回東京国際映画祭は、東京・六本木ヒルズをメイン会場に25日まで開催中。

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