福山雅治、釜山国際映画祭で“父親”ぶりを発揮
2013年10月4日 17:00
[映画.com ニュース] 現在大ヒット中の福山雅治主演作「そして父になる」が、第18回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に出品され、現地を訪れた福山と是枝裕和監督、子役の二宮慶多くんと黄升げんくんが熱烈な歓迎を受けた。
10月3日、4人はプサン・シネマ・センターで行われたオープニングセレモニーに出席。福山がレッドカーペットに降り立つと、沿道に集まった約3000人のファンから大きな歓声が上がり、激しい押し合いも見られるほどの盛り上がりをみせたという。記者とスチルカメラマン約300人、ビデオカメラ100台におよぶ報道陣が待ち受ける中、一行はレッドカーペットを練り歩いた。
これが3度目の国際映画祭となる福山は、緊張した様子の慶多くんと升げんくんを父のように優しくエスコート。劇中で息子役を演じたふたりの着衣の乱れを直す、ほほえましいひと幕もあったという。福山はこれまでに、審査員賞を受賞したカンヌ映画祭、9月にスペインで開催されたサン・セバスチャン国際映画祭に参加しているが、今回は「すごく華やかで、またヨーロッパとは違う華やかさで楽しみにしています」とコメントした。
同映画祭には、「もらとりあむタマ子」に主演した前田敦子や、「共喰い」の青山真治監督らも参加している。さらに会場には、人気K-POPグループ「BIGBANG」のT.O.Pや「2PM」のオク・テギョンらも姿をみせ、大いににぎわっている。「そして父になる」の公式上映は、4日に行われる。