クリス・ヘムズワース、海兵隊のもとで特訓したサバイバルアクションを語る
2013年10月4日 15:00
[映画.com ニュース] 「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」など、話題作に出演が続く人気俳優クリス・ヘムズワースが、主演したサバイバルアクション「レッド・ドーン」について語ったインタビュー映像が公開された。緊迫感に満ちた本編映像を盛り込みながら、本作の魅力を熱弁している。
ジョン・ミリアス監督、パトリック・スウェイジ主演で1984年に製作された戦争アクション「若き勇者たち」をリメイク。突如として北朝鮮の侵略を受けたアメリカを舞台に、若者たちが愛する人や家族を守るため立ち上がる。
ヘムズワースは海兵隊の兵士ジェド役で、レジスタンス「ウルヴァリンズ」を結成し、戦火を逃れた若者を率いる重要な役どころを演じた。3人兄弟の次男として育った体験を役づくりにも生かしたそうで、本作を「人物がすばらしいし、いろんなことが起きて面白い。僕にとってこれは、兄弟、友達、家族の物語」と説明した。
本作は、銃撃戦や爆破シーンなど、激しいアクションシーンが見どころのひとつ。ヘムズワースは戦闘シーンをリアルに見せるため、海兵隊の協力のもと6週間にわたり訓練を重ね、銃の扱い方やハンドシグナルなどを学んだそうで「彼らといることで雰囲気が学べた。彼らの世界がどういうものかをね」と生々しい空気漂う場面を完成させた。
メガホンをとったダン・ブラッドリー監督は、「ボーン・アルティメイタム」「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」などで、スタントコーディネーターや第2班監督を務めた経験を持つ。ヘムズワースは、ブラッドリーを「すばらしい監督」と絶賛し、「僕は今までで1番自由に心地よく仕事ができた。彼は僕たち役者をとても信頼してくれる。だから型にはまらず演じることができたんだ。内容的には常軌を逸したことなのに、彼の力でストーリー全体に真実味が出せた。最高だったよ」と全幅の信頼を寄せた。
「レッド・ドーン」は、10月5日から全国で公開。