【国内映画ランキング】「風立ちぬ」V4。「ワールド・ウォーZ」が2位、「パシフィック・リム」は6位
2013年8月13日 15:18
[映画.com ニュース]8月10~11日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。猛暑の日本列島。涼しい映画館はというと、相変わらず宮崎駿監督の「風立ちぬ」が一番人気だ。この週末2日間も動員38万3051人、興収5億1028万4050円という成績で、累計興収は56億円を突破している。100億円の大台に向け、折り返し地点を過ぎたところ。
2位にはブラッド・ピットの「ワールド・ウォーZ」が初登場でランクイン。オープニング2日間の成績は、動員23万7400人、興収3億3158万9300円を記録している。過去のブラピ主演作品と比較すると、11年の「マネーボール」(興収約9億円)対比では233%、05年の「Mr.&Mrs.スミス」(興収46.5億円)対比では59%という水準である。となると本作は、最終的に20億円以上が期待できるという計算。
4位「謎解きはディナーのあとで」は、動員100万人が目前。興収は11億4390万円を超えており、こちらも最終的に20億円以上は行けそうだ。
6位にはギレルモ・デル・トロ監督の「パシフィック・リム」がランクイン。オープニング週末2日間の成績は、動員13万4506人、興収2億0809万7500円。公開から3日間では2億9829万6200円。興収10億円以上は確実で、ひょっとすると20億円近くまで行くかもしれない。シリーズものでも原作ものでもない、オリジナル作品が大健闘している。
7位には妹尾河童原作の「少年H」がランクイン。こちらも初登場だ。オープニング2日間の成績は、動員13万1959人、興収1億4697万4100万円。
今週末は、「ホワイトハウス・ダウン」「スマーフ2」などが公開されるほか、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の先行上映が16日〜18日の3日間にわたって行われる。引き続き、映画館は賑わいそうだ。
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