【国内映画ランキング】「コナン」V2、「アイアンマン3」が2位、「図書館戦争」4位、「藁の楯」5位
2013年5月1日 17:00
[映画.com ニュース] 4月27~28日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。ゴールデンウィーク(GW)は映画業界にとっての書き入れ時。そんなGW最初の週末、首位をもぎ取ったのは、前週に続いて「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」。公開から10日間の動員は137万6741人、興収は16億4485万6300円と引き続き絶好調だ。
2位から4位までは新作が4本ランクインした。まず2位の「アイアンマン3」だが、週末2日間の成績は、動員27万3776人、興収4億1467万5650円。公開日の4月26日から30日までの4日間では7億9340万8450円稼いでおり、最終的に20億円以上、うまくいけば25億円を超える可能性もある。ちなみに、2010年の「アイアンマン2」は公開3日間で興収3億4326万0700円だったので、昨年の「アベンジャーズ」公開によってすそ野が広がったということだろう。
3位「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」は、週末2日間で動員20万1006人、興収2億3350万4650円。前年の前作対比では57%の興収となっており、今後の巻き返しに期待。できれば、あと1週間早く公開したかったところだ。
4位「図書館戦争」は、同じく週末2日間で動員16万4178人、興収2億1681万2800円。3位の「仮面ライダー」同様、若干数字が物足りなく感じるのは、競合作品がひしめいて客が分散しているからだろう。この後、GW後半戦で巻き返したい。
5位にはカンヌ映画祭のコンペにも出品された「藁の楯 わらのたて」。週末2日間の成績は、動員14万5148人、興収1億8692万8400円。
もう1本、9位にはシュワルツェネッガー主演の「ラストスタンド」が初登場で食い込んだ。観客にとっては、どの映画を見ようか大いに悩めるGWになっているようだ。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
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