D・クローネンバーグの長男が監督デビュー!5月25日に公開
2013年3月9日 21:40

[映画.com ニュース] 「ザ・フライ」(1986)、「イースタン・プロミス」(2007)などで知られる鬼才デビッド・クローネンバーグの長男、ブランドン・クローネンバーグの初長編監督作「アンチヴァイラル」が、5月25日に劇場公開されることがわかった。
舞台は近未来。青年注射技師シドは、セレブのウイルスをマニアに注射するクリニックに勤務するかたわら、希少価値の高いウイルスを闇マーケットで売りさばく違法行為に手を染めていた。ある日、完ぺきな美ぼうの持ち主ハンナが、原因不明の突然死を遂げる。シドはハンナから採取したウイルスを自らに注射したことから、異様な幻覚症状に襲われるようになり、やがてウイルスをめぐる巨大な陰謀に巻き込まれていく。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(11)でショーン・キャシディ(バンシー)役に抜てきされた、米気鋭俳優のケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主演し、サイバーパンクミステリーに挑む。「危険なメソッド」(11)、「コズモポリス」(12)と父才デビッド・クローネンバーグ監督作に出演が続くサラ・ガドン、「時計じかけのオレンジ」(71)のマルコム・マクダウェルらが共演している。
「アンチヴァイラル」は、5月25日から東京・渋谷シネマライズほか全国で順次公開。
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