オバマ米大統領、映画「リンカーン」を「ものすごくパワフル」と賞賛
2013年2月11日 10:00
[映画.com ニュース] バラク・オバマ米大統領が、第16代米大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた映画「リンカーン」を鑑賞し、「ものすごくパワフルだった」と賞賛のメッセージを送っていたことが分かった。
リンカーン大統領を敬愛していると公言するオバマ大統領は、昨年11月16日の全米公開に先駆けホワイトハウスで開かれた試写会で、同作を鑑賞した。「ものすごくパワフル」と語ったのは、奴隷制を禁止する憲法修正案第13条を可決させるために駆け引きするシーン。「崇高な理想や深遠な正義を成し遂げるためには、時には“汚れ仕事”に手を染める必要があること、交換条件や妥協が必要なことを『リンカーン』は教えてくれる。我々がすることは、どこかしら不完全にならざるをえないんだ」と感想を述べた。
同作は、スティーブン・スピルバーグ監督が構想と製作に12年をかけた伝記ドラマ。貧しい少年時代を送ったリンカーンは、努力と独学で大統領の座にのぼりつめた。しかし、奴隷制をめぐり国は2つに分かれ、南北戦争がぼっ発してしまう。リンカーンは、葛藤を抱えながらも全ての人の自由と未来のため、強い信念と不屈の闘志で国家の危機に立ち向かう。
第85回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞をはじめ最多12部門にノミネート。リンカーン大統領を演じたダニエル・デイ=ルイスは、「マイ・レフトフット」と「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」で主演男優賞を受賞しており、史上初となる3度目の受賞に期待がかかる。助演女優賞と助演男優賞の候補に挙がったサリー・フィールドとトミー・リー・ジョーンズのほか、ジョセフ・ゴードン=レビット、デビッド・ストラザーン、ジェームズ・スペイダー、ハル・ホルブルックらが共演。スピルバーグ監督作「ミュンヘン」のトニー・クシュナーが、脚色を手がけた。
「リンカーン」は、4月19日から全国で公開。
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