ドウェイン・ジョンソン、イラストが原案のテディベア映画を製作
2013年1月27日 17:00
[映画.com ニュース] 俳優のドウェイン・ジョンソンが、テディベアが描かれた1枚のイラストにインスパイアされた映画「テディベア(仮題)」をプロデュースすることが分かった。ジョンソンは、俳優としても参加する可能性があるという。
原案となるのは、ニューヨーク在住のギリシャ人で、元システムエンジニアのファンタジー画家アレックス・パナゴポウロウ氏が書いたイラスト。ベッドで眠る少女の枕元で、巨大なモンスターに剣を突きつける小さなテディベアを描いたもので、「1902年からずっと、ベッドの下に潜むモンスターから無垢(むく)な子どもたちを守っている」という文章が添えられている。
ジョンソンの元アシスタントであるハイラム・ガルシアが、このイラストをプロデューサーのボー・フリンとニューライン・シネマに紹介し、企画がスタートした。ふたりはジョンソンとともに製作を務め、監督と脚本家はこれから選定される。
テディベアが登場する作品といえば、コメディ映画「テッド」が米国ではR指定ながら2億ドル、全世界で5億ドルを越す大ヒットを記録。そのため、イラストが原案という異例の企画ながら、スタジオはシリーズものにすることを希望しているようだ。
現在プロットなどは公表されていないが、ジョンソンが出演した、ニューライン・シネマ製作の「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」で3人ともプロデュースにかかわっていることから、一部メディアは「テディベア」もファミリー向けアドベンチャーになると予想している。
ジョンソンの出演作「G.I.ジョー バック2リベンジ」は6月、「ワイルド・スピード6(仮題)」は7月に公開される。