「シン・シティ2」、故ダンカンさん代役はデニス・ヘイスバート
2012年12月27日 21:20
[映画.com ニュース] 俳優のデニス・ヘイスバートが、ロバート・ロドリゲス&フランク・ミラー監督のクライムアクション「シン・シティ」の続編で、9月に死去したマイケル・クラーク・ダンカンさんに代わり出演することが決定した。
前作でクラーク・ダンカンさんが演じたマヌートは、娼婦たちの縄張り“オールド・タウン”を乗っ取るために送り込まれたキャラクター。ヘイスバートは、テレビシリーズ「24」で米大統領役を演じたほか、映画では「ヒート」「エデンより彼方に」などに出演した実績がある。
ロドリゲス監督と、原作者でもあるミラー監督は「マヌートは、『シン・シティ』シリーズで中心的な役割を果たすキャラクター。マイケル・クラーク・ダンカンさんは、この役をスクリーン上で見事に築き上げた」と故人を偲ぶ。さらに、「続編『Sin City: A Dame to Kill For』は、マヌートなくして語れないので、デニス・ヘイスバートを迎えることにゾクゾクするような興奮を覚えている」とコメントを寄せた。
続編には、ミッキー・ローク、ジェシカ・アルバ、ジェイミー・キング、ロザリオ・ドーソンらが引き続き出演し、第2子を妊娠しているデボン青木の代役をジェイミー・チャンが務める。2013年10月4日に全米で公開予定。