【国内映画ランキング】「ONE PIECE」盤石のV2。「レ・ミゼラブル」が2位デビュー
2012年12月26日 13:45

[映画.com ニュース]12月22~23日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。前週、今年公開作品でナンバーワンのスタートを切った「ONE PIECE FILM Z」が今週も首位を守った。入場者に無料で配布されるコミック「千巻」を200万部増刷し、見込み客を早めに刈り取る作戦が奏功、この3連休の動員は83万5720人、興収10億2181万0350円。累計で261万1284人、31億7636万7450円となっている。となると、「千巻」はまだ130万部あまり残っている計算。
2位には「レ・ミゼラブル」が順当にランクした。週末2日間の成績は、動員22万9225人、興収2億9541万6850円。封切りの21日から24日までの4日間では、5億3617万8950円を記録している。今年公開のハリウッド映画と比較すると、「TIME タイム」(18.2億円)の106%、「メン・イン・ブラック3」(32億円)の51.5%という出足。ローカルに比べ、都市部が圧倒的に強い。ひとまず興収20億円が目標で、それ以上の上積みは賞レース次第か。
続映作品は、3位の「今日、恋をはじめます」が動員80万人超えと順調。興収は間もなく10億円に到達見込み。7位「映画 妖怪人間ベム」は5ランクダウン。累計興収4.3億円付近で大ブレーキとなった。また、「悪の教典」はランク外に消えたが、興収20億円をクリアしている。
新作はもう1本。8位の「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」は、週末2日間で動員7万7319人、興収9716万4100円。正月の稼働アップに期待したい。
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