橋本愛主演「このミス」大賞映画化作 クラシック名曲が彩る予告編公開
2012年12月4日 12:01

[映画.com ニュース] 第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里氏の人気ミステリーを、橋本愛の単独初主演で映画化する「さよならドビュッシー」(利重剛監督)の予告編とポスタービジュアルが、公開された。
橋本が演じる16歳の少女・香月遥を主人公に、遥の指導者で音大生の岬洋介が不可解な事件の謎を解いていく音楽ミステリー。火事で大切な人たちを失い、自身も心と体に大きな傷を負った遥は、それでもピアニストになることを夢見てコンクール出場を目指す。しかし、そんな遥の周囲で不吉な事件が続発し、遥のピアノを指導していた音大生の岬が事件解決に挑む。岬役は、今回が本格演技初挑戦となる現役若手ピアニストの清塚信也が務めている。
予告編は、大好きな祖父や従姉妹に囲まれ幸せな生活を送っていた遥の日常から始まる。しかし、火災によりすべてが一転し、傷だらけになった遥が苦しみもがきながらも練習に励む姿や、そんな遥の周囲で起こる事件の数々を映し出していく。ドビュッシーの「アラベスク」や「月の光」、リストの「超絶技巧練習曲第四番 マゼッパ」といったクラシックの名曲が映像を彩り、清塚がピアニストの本領をいかんなく発揮する演奏シーンも含まれている。
また、今回の予告編で個性派ぞろいの共演陣も判明。遥の祖父で、原作シリーズの1作「さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード) 要介護探偵の事件簿」では主役も務めた香月玄太郎をミッキー・カーチスが演じるほか、吉沢悠、戸田恵子、三ツ矢雄二らが顔をそろえる。さらに、公開中の映画「カラスの親指」のイメージソング「スクランブル」でデビューした歌手・泉沙世子が歌う主題歌「境界線」(2013年1月30日リリース)も流れている。
「さよならドビュッシー」は来年1月26日から全国公開。
(C)2013「さよならドビュッシー」製作委員会
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