クリント・イーストウッドの“名キャラクター”と“名セリフ”のベスト5は!?
2012年11月23日 12:00

[映画.com ニュース] クリント・イーストウッドが俳優引退宣言を撤回して4年ぶりに銀幕復帰を果たした「人生の特等席」(監督:ロバート・ローレンツ)の公開を記念し、ワーナー・ブラザース映画が236人の試写会招待者を対象に“イーストウッド名キャラクター ベスト5”および“イーストウッド名セリフ ベスト5”を選定した。
あらかじめ用意された9つの選択肢と自由回答1つの合計10の選択肢から、それぞれ「一番印象に残っている/これから見たいと思ったキャラクター」「強烈なインパクトを持つセリフ」を選ばせるアンケートで、「人生の特等席」の試写会招待者236人(男性34%、女性66%)が選んだのは、名キャラクター、名セリフともに08年の監督・主演作「グラン・トリノ」から。古き良きアメリカを体現するウォルト・コワルスキーが25%の支持を集め、「生きてると、怒らせちゃいけない相手と出くわすことがたまにあると知ってたか? それが俺だ」のセリフに22%の票が寄せられた。
名キャラクターの第2位は、同率の21%で「ミリオンダラー・ベイビー」の老セコンド、フランキー・ダンと「ダーティハリー」シリーズの一匹狼刑事ハリー・キャラハン。ちなみにハリーは、男性のみの集計ではウォルトを抑えての第1位。フランキーには、同作のドラマ性の高さに惹かれた女性層からの支持が寄せられた格好だ。名セリフ部門では、「続・夕陽のガンマン」(66)の「いいか、この世には2種類の人間がいる。弾を込めた銃を持ってる奴と、自分の墓を掘る奴だ。お前は墓を掘るほう」、「許されざる者」(92)の「人を殺すってのは大変なことだ。その人間の人生をすべて、未来まで奪うんだから」と代表作が続いている。
イーストウッドが「人生の特等席」で演じているのは、メジャーリーグの名スカウトマン、ガス・ロベル。疎遠だったひとり娘(エイミー・アダムス)とのスカウト旅行を経て絆を再生していく姿が有望バッター獲得の駆け引きとあわせて描かれ、こちらもまた「音を聞けば分かる。バットに当たる音、ミットに収まる音。純粋な音だ、聞けば分かる」「確かに目は見えないが助けは必要ない。いざとなれば死ぬ」など、男の意地と人生の達観に裏打ちされた渋いセリフが続出する作品となっている。11月23日から全国公開。
名キャラクター、名セリフのベスト5は以下の通り。
1.ウォルト・コワルスキー「グラン・トリノ」(25%)
2.フランキー・ダン「ミリオンダラー・ベイビー」(21%)
2.ハリー・キャラハン「ダーティハリー」シリーズ(21%)
4.名無しの男「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」(9%)
4.ウィリアム・マニー「許されざる者」(9%)
1.「生きてると、怒らせちゃいけない相手と出くわすことがたまにあると知ってたか? それが俺だ」(「グラン・トリノ」22%)
2.「いいか、この世には2種類の人間がいる。弾を込めた銃を持ってる奴と、自分の墓を掘る奴だ。お前は墓を掘るほう」(「続・夕陽のガンマン」12.3%)
3.「人を殺すってのは大変なことだ。その人間の人生をすべて、未来まで奪うんだから」(「許されざる者」11.9%)
4.「お嬢ちゃん、タフなだけじゃダメなんだよ」(「ミリオンダラー・ベイビー」11.5%)
5.「自分の限界を知っとけよ」(「ダーティハリー2」10.6%)
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