荒野の用心棒

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荒野の用心棒

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解説

「ローマの旗の下に」のボブ・ロバートソン(セルジオ・レオーネの変名)がシナリオを執筆、自から監督した西部劇。ただし、黒沢作品「用心棒」の盗作であることを川喜多氏が発見、東宝は著作権の侵害で告訴して勝つなどの、いわくつきのもの。撮影はジャック・ダルマス(マッシモ・ダラマーノの変名)、音楽はエンニオ・モリコーネが担当した。出演はTV「ローハイド」のクリント・イーストウッド、マリアンネ・コッホ、ジョン・ウェルズ、ヨゼフ・エッガー、ヴォルフガング・ルクシーなど。テクニカラー・テクニスコープ。イタリアオリジナル版は100分。

あらすじ

無法者の横行する一八七二年のニュー・メキシコ。ある日ジョー(C・イーストウッド)という、腕利きの男が現われ、この町を二分するロホ兄弟の方に身を寄せることになった。もう一方の旗頭モラレスの手下四人を鮮やかに片づけたからだ。彼は酒場の亭主からこのニつの勢力が町の皆から煙たがられていることを知り、その厄病神どもを始末しようと考えた。一計を案じて両派を反目させることに成功、ロホ兄弟はモラレス家に殴り込みの準備をした。兄弟の弟ラモン(J・ウェルズ)がマリソル(M・コッホ)という子持ち女を自分のものにしようと監禁しているのを知ったジョーは、見張りの手下を始末し、母子を逃がした。これをモラレスの仕業と見せかけたつもりだったが、ラモンに見破られ、マリソルの行方を自白させようと激しいリンチを加えられたが、口は割らなかった。夜、半死半生のジョーは、スキを見てロホ家をぬけ出し、棺桶屋のオヤジの手引で安全な隠れ家に身を寄せた。その隠れ家に、棺桶屋のオヤジがロホ一家の手下をだまして手に入れた拳銃をもってきてくれた。傷つけられた身体で、ジョーは拳銃の早射ちの業をみがいた。傷ついた左手が利かぬ以上、右手で勝負するほかない。彼の失踪にあわてたラモンたちは酒屋の亭主を捕えて居所を教えろと迫ったが果さず、ついにモラレス家に殴り込みをかけ、不意を襲われたモラレスは簡単にやられてしまった。ラモンは酒屋の亭主を通りの真中でリンチを加えた。ジョーをおびきよせるためである。静まりかえった町に姿を現したジョーは、待ちかまえたラモンから続けざまに銃弾を浴びた。が、平然としているジョーに、ラモンはうろたえる。彼は胸に鉄板を入れていたのだ。ラモンはジョーの銃に倒れ、ジョーを背後から狙ったロホも、酒屋の亭主が仕止めた。ジョーは再び静かに町を去って行った。

1964年製作/96分/イタリア
原題:Per un Pugno di Dollari
配給:東和

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映画レビュー

4.03人の天才を世に送り出したマカロニウエスタンの重要作

2019年9月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

楽しい

興奮

黒澤明監督「用心棒」の非公式リメイク(盗作?)作品であり、セルジオ・レオーネ監督による「ドル箱3部作」の記念すべき1昨目。かなり久しぶりに鑑賞。

セルジオ・レオーネ監督のハイセンスな演出にシビれた。劇画さながらのクールさで、最後の決闘のイーストウッドの登場シーンなんて鳥肌モノたった。

そして何と言ってもエンニオ・モリコーネの哀愁漂う音楽。味合い深すぎる。やはりこの作品もモリコーネの音楽ありきの映画だということを改めて感じた。

そして若き日のクリント・イーストウッド。渋さの中に爽やかさと清潔感がある。やはり主役の風格。

セルジオ・レオーネ監督が黒澤明監督の原作に力を借り作り上げたマカロニウエスタンの最重要作のひとつ。マカロニウエスタンブームを呼んだこの作品は、セルジオ・レオーネ、エンニオ・モリコーネ、クリント・イーストウッドといった天才達を世に送り出すことにもなった。

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アントニオバンデラス

3.5映画の歴史を変えた盗作!?

n.yamadaさん
2018年3月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

難しい

無許可で製作された、黒澤明の『用心棒』のリメイク作品。
いろいろと問題はあるものの、この作品のヒットにより、マカロニウエスタン(イタリア産ウエスタン)が大ヒット。
さらには、映画界にイーストウッドとエンニオ・モリコーネが名を轟かせるきっかけとなった。
この作品が無かったら、イーストウッドとモリコーネが世に出なかったかも…
そういう意味では、映画の歴史を変えた作品と言っても良いだろう。

ストーリーは、黒澤明の『用心棒』をほぼそのまま西部劇にしただけ。面白く無いわけない(^^)b

結局、黒澤明は凄いってコトだわな(^o^)

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n.yamada

5.0荒野に現れた旅人が町の悪人どもをやっつける西部劇

荒野に現れた旅人が町の悪人どもをやっつける西部劇。主人公の早撃ち射撃シーンなどの活躍は見ていて爽快。話はテンポよく進み、自然とストーリーに引き込まれていく。物語自体は ありがちな内容だが、要点を押さえた つくりは見事。安心して人に勧めることのできる作品。

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4.0敗訴までした黒澤作品の究極まるパクリ映画(らしい) 私め、浅学ゆえ...

2018年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

敗訴までした黒澤作品の究極まるパクリ映画(らしい)
私め、浅学ゆえオリジナルを知らんのです。

この際、許してやってください。イーストウッドファンのお願いです。これなくして、イーストウッドは成り立たんのです。

冒頭のモリコーネの音楽でもう名作。そしてなんといってもイーストウッドがかっこよすぎ!
散々ボコられた後のラスト対決、登場の仕方からもうたまらん!

パクリでもいいもんはいいのです。ほんと許してやってつかーさい。レオーネ監督もまだ未熟だったんです。いいじゃないですか、かえって黒澤作品の名を高めた訳でもあるし。

親父が見てるのを横目で見て、イーストウッドにシビレていったんだろうなあ。あんまり記憶にないけど(笑)

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はむひろみ
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