宇多田ヒカル「ヱヴァQ」主題歌!約2年ぶり新曲書き下ろし
2012年11月17日 00:39

[映画.com ニュース] 2010年12月の横浜アリーナ公演を最後に、アーティスト活動を無期限休止していた歌手の宇多田ヒカルが、11月17日から公開される「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の主題歌を手がけていることがわかった。ファン待望の書き下ろし新曲で、タイトルは「桜流し(さくらながし)」。宇多田が新曲を発表するのは、未発表曲5曲を収録したコンピレーションアルバム「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」(10年11月リリース)以来、約2年ぶりとなる。
国民的歌姫が復帰のステージに選んだのは、同じく国民的な人気を誇る「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ最新作だった。“エヴァファン”を公言する宇多田が同シリーズへ主題歌を提供するのは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(2007)、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(2009)に続き3度目。過去2作では「Beautiful World」「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」がそれぞれエンドロールを飾り、興奮さめやらぬファンを“美しい”歌声で包んできた。
宇多田は現在“人間活動中”だが、映画製作スタッフの熱烈な要望と、宇多田自身の「ヱヴァ」に対する深い思い入れから今回の楽曲提供が実現。前2作とは異なり、せつなく文学的な気品に満ちた命へのレクイエムとなっている。本日11月17日から配信がスタートする。
ジャケットのイラストを手がけるのは、“ヱヴァ”の主ともいえるキャラクターデザイナーの貞本義行氏。また、同じく本日17日よりO.Aが始まるミュージッククリップを、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督が手がけることも発表された。母性をテーマに、これまでのPVとはまったく異なるテイストの作品で仕上がっている。特設サイト(http://www.sakuranagashi.jp/)で17日から19日の3日間限定でフルサイズ・バージョンが公開される。
宇多田は15日、自身のツイッターで「いよいよ『ヱヴァQ』明日公開だ〜!いつ行けるかわかんないけどなんとしても今回も映画館で観るぞ〜!楽しみだくまー(o ´(エ)` )o o( ´(エ)` o)くまー」と本作公開に期待を寄せていた。
同作は、90年代に社会現象を巻き起こしたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を新たに描き直す新劇場版4部作の第3作。先日解禁となった最新予告編には、オペレーターと思われる新登場の女性キャラクターや、ピンク色で複眼式の頭部をもつ新型エヴァンゲリオンが登場しており、その活躍に注目が集まっている。
宇多田ヒカル「桜流し」は配信中。ビデオクリップは11月28日から配信。DVDシングルは12月26日発売予定(初回特典:貞本義行描き下ろしビジュアルB2ポスター)。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」は新宿バルト9ほか全国公開中。ミニチュア特撮短編「巨神兵東京に現わる 劇場版」が同時上映される。
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