高良健吾「予期せぬことが起こって面白い」吉高由里子との5年ぶり再共演を語る
2012年10月27日 18:05

[映画.com ニュース] 吉田修一氏の小説を実写映画化した「横道世之介」が10月27日、第25回東京国際映画祭の特別招待作品として、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでワールドプレミア上映された。
上映を前に、主演の高良健吾とメガホンをとった沖田修一監督が舞台挨拶に登壇。ふたりのタッグは「青梅街道精進旅行」(ドラマ)、「南極料理人」「キツツキと雨」に続き、今回が4度目で「僕にとって沖田監督の現場は、生き生きしていられる場所」(高良)、「いつか主演を、と思っていたので今回は思う存分やってもらった」(沖田監督)。また、高良は蜷川幸雄監督の「蛇にピアス」以来、約5年ぶりに吉高由里子と共演し「予期せぬことが起こるから面白い」と再共演の感想を語った。
原作は、2008~09年に毎日新聞で連載され、2010年本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞した人気青春小説。1980年代を舞台に、長崎の港町から上京した大学生・横道世之介(高良)、恋人で社長令嬢の与謝野祥子(吉高)らが青春を謳歌する姿が、ユーモアを交えながら描かれる。お人よしな世之介を演じ「欲を出して“狙って”しまうのは良くないと思った」と述懐。「このタイミングで、沖田監督の主演を務めることができたのは、僕にとってでかかった」と語った。
沖田監督は「とても軽やかな原作。登場人物が動いている姿が見てみたいと思った」。映画には高良、吉高をはじめ、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛ら若手実力派が勢ぞろいし、「前作、前々作はおじさん、おばさんばっかり(笑)だったので、若い皆さんとの撮影は僕にとっても面白かった」とキャスティングの魅力を熱弁。特に吉高に対しては「とにかく爆発力がある。撮影中も『すげえな』と小声でよくつぶやいていた」と明かした。
「横道世之介」は、2013年2月23日から全国で公開。
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