「スパイダーマン」のスピンオフ映画「ベノム」が本格始動
2012年3月9日 11:10

[映画.com ニュース] リブート版「アメイジング・スパイダーマン」の公開を控えるソニー・ピクチャーズが、悪役ベノムを主人公にしたスピンオフの準備を本格化させたと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
ベノムは、異星の寄生生物がスパイダーマンの能力をコピーして人間に取りついた存在で、「スパイダーマン3」に登場していた。ベノムを主人公にしたスピンオフ映画企画は2008年からスタートしており、「アメイジング・スパイダーマン」よりも先行していた。
2009年には「シービスケット」のゲイリー・ロス監督が興味を示したが、その後、「ハンガー・ゲーム」などの作品を手がけるために離脱。現在、同社は低予算SF映画「Chronicle」を手がけたジョシュ・トランク監督と交渉を行っているという。
「Chronicle」は、超能力を身につけた高校生たちに起きる悲劇を描くドキュメンタリータッチのSFアクション。スター不在の低予算映画ながら、2月5日の全米公開からこれまでに6000万ドル近い興行収入をあげている。
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