「ももへの手紙」×広島県 CMで瀬戸内の美しさをPR
2012年1月27日 15:00
[映画.com ニュース] 文化庁メディア芸術祭の優秀賞を受賞した長編アニメ「ももへの手紙」と広島県が、同作の舞台となった瀬戸内の魅力をPRする観光CMを制作した。首都圏、関西、福岡の屋外ビジョンや劇場、広島バルト11などで放映する。
沖浦啓之監督の12年ぶりにメガホンをとった本作は、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「AKIRA」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」などを手がけた経験豊富なスタッフが参加し、7年の歳月をかけ完成。亡くなった父への思いを抱え、母とふたりで瀬戸内の島に移り住んだ中学生のももに訪れる不思議な日々を描いた、家族の愛の物語。
このほど制作されたCMは、広島県の観光プロモーションのキーワード「瀬戸内ひろしま、宝しま」に基づき、映画のワンシーンと呉市の「高燈籠」、「県民の浜」など実際の瀬戸内の風景画像とを組み合わせて瀬戸内の魅力を伝えるもので、声優を務める美山加恋と優香が映画と広島への来訪を呼びかける。
「ももへの手紙」は、4月21日から全国で公開。