新「スパイダーマン」カップル A・ガーフィールド&E・ストーン初来日!
2012年1月18日 11:51
[映画.com ニュース] マーベル・コミックを映画化した、人気シリーズ最新作「アメイジング・スパイダーマン」主演のアンドリュー・ガーフィールドとヒロインを演じるエマ・ストーンが1月18日、プロデューサー陣とともに来日し、都内で会見した。本作がきっかけで、ふたりの仲は共演者から恋人として発展したと報道されている。交際発覚後、初の本作プロモーションツアーとなるこの日も、見つめあって笑顔を交わすなど、仲睦まじい光景が見られた。
特殊能力を身に付けた青年ピーター・パーカーが、スパイダーマンとして正義のために活躍するアクションシリーズ。サム・ライミ監督が手がけた「スパイダーマン」3部作(2002、04、07)からのリブートとなる本作は、スタッフ・キャストを一新し、新シリーズとして3D公開される。メガホンをとるのは「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ。マーティン・シーン、サリー・フィールド、リス・エバンスらが共演する。
主人公のピーターを演じるガーフィールドは「プレッシャーをかなり感じました」と告白。「前の3作は素晴らしかったし、ピーター・パーカーの進化の歴史があります。第一に僕は3歳からスパイダーマンのファンなんです。素晴らしい作品を継ぐ俳優として選ばれたことを光栄に思います」と自身の思いを語った。初の本格的なアクションシーン挑戦について、「非常に楽しみました。かなり大きな挑戦でしたし、ラッキーでした。監督は実際にスタントをやってほしいと言われて、ジェームズ・ボンドシリーズを担当してきた素晴らしいスタントチームと一緒にやることができました。撮影の4カ月前から毎日へとへとになるまでワークアウトをしました」と振り返った。
ヒロインのグウェン・ステイシーを演じるストーンは、今回が初来日。「東京はもっともクールな街だと感じています」と感想を語り、今回は滞在時間が短いのが残念だと話す。「今度は日本の街を楽しむためだけに戻ってきます。素晴らしい文化を経験して、おいしいものを食べつくしたいです」と誓った。
過去作ではピーター・パーカーとの逆さ吊りのキスシーンが有名だが、本作ではロマンチックなラブシーンがあるのかという問いには「先に知らない方が映画を楽しめるんじゃないでしょうか」と前置きし、「ひとつだけお知らせすると、逆さ吊りではありませんが素敵なファーストキスがあるので期待してください」と予告した。
東日本大震災を受け、被災した日本に現実に立ち向かう強い心を届けたいという製作陣の思いから、今回日本での世界最速公開が決まった。また、この日の会見では初公開の8分30秒のフッテージ映像も上映された。プロデューサーのアビィ・アラドは「クモにかまれる前から、ピーターは英雄の心を持っています。他のスーパーヒーローと違って人を救うのです。地に足のついたヒーローです。ピーターが自分は誰なのか、という自身の起源など前3作では語りつくせなかったストーリーがたくさんあるのです」とリブートとなる本作のポイントを説明した。
新鋭ウェブ監督の起用についてプロデューサーのマット・トルマックは、「エモーショナルなストーリーを語ることができる監督でなければと思いました。人間関係がリアルに描かれている『(500)日のサマー』を見て、すぐに話し合いを持ったのです」と明かす。「これまでの『スパイダーマン』を踏襲しつつも新しいものを見せてくれると思いました。彼は多くのミュージックビデオを撮っていて、その現代的な感覚を「アメイジング・スパイダーマン」にもたらしてほしいと思ったのです。素晴らしいものが上がってきたので、起用は間違っていなかったと確信しています」と自信を見せた。
「アメイジング・スパイダーマン」は6月30日全国公開。
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