澤穂希、初の映画イベントで“リーダー論”語る
2011年9月24日 16:40

[映画.com ニュース] サッカー女子日本代表主将の澤穂希が9月24日、都内で行われたSF超大作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のジャパンプレミアに出席した。澤が映画イベントに登場するのは今回が初めて。同作は進化したサルの“リーダー”が主人公で、「キャプテンとしての大変さに共感できる部分があった。試合中は90分間あきらめずに、走り続けるだけ。その姿でみんなに『私もやらなきゃ』という気持ちになってもらえれば」とリーダー論を語った。
人気SFシリーズの第1作「猿の惑星」(1968)の前章として、「いかにサルが人類を支配したか」の過程を映画化。現代のサンフランシスコを舞台に、遺伝子操作で高い知能をもった一匹のサルが仲間を率いて人類に反旗を翻す。進化のカギを握る科学者役にジェームズ・フランコ。「キング・コング」のコング役を務めたアンディ・サーキスがサルたちの指導者・シーザーを演じ、世界で最も優れたパフォーマンス・キャプチャー俳優として、見事な動物的表現を披露する。
澤は、「スケール感に圧倒された。特にゴールデンゲートブリッジでのサルと人間の戦いがすごかったですね。それに(登場する)サルがすべてCGだと聞いてびっくりしました」と興奮気味。そして「感動的な部分もあり、女性も楽しめる作品。メダルに例えると? 金メダルです」とアピールした。映画のテーマは進化。「常に進化し、一試合一試合、成長していく姿をお見せできるよう頑張りたい」とロンドン五輪に向け、決意を新たにした。
プレミアには芸能界屈指の“遺伝子”をもつタレントの石原良純も出席。「少しずつリーダーに成長していく過程で、シーザーの表情が変わっていくんですよ。その変化はこの1年の澤さんに近いものがある」と持論を展開した。
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」は、10月7日から全国で公開。
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