蜷川実花の初監督作、「アジアの純真」と同時上映決定
2011年9月19日 08:11

[映画.com ニュース] 写真家・蜷川実花の初監督作「Cheap Trip」が、東京・新宿のK's cinemaで「アジアの純真」(10月15日公開)と同時上映されることが分かった。本作は蜷川とヘアサロンブランド「モッズ・ヘア」がコラボレーションしたショートムービー。2003年9月18日~12月31日、ウェブ上で限定公開されていた。
本作は、義母を受け入れらない千春(韓英恵)の逃避行を描いた約25分間のロードムービー。千春が出会う少女・真琴役をモデルの今宿麻美が演じたことで話題を呼んだ。父・蜷川幸雄監督作「青の炎」(03)で初の脚本に挑戦した宮脇卓也が、原作、脚本を担当。韓、今宿をはじめ三谷昇、サイトウ・エディ、板倉哲、スズキマリ、伊賀大介らが出演している。
今回の同時上映は、韓が「アジアの純真」に主演している縁もあり決定。蜷川は「はじめて英恵ちゃんを見たときの衝撃が忘れられません。スクリーンに映る10才の彼女に完璧にやられました。その後どうしても撮りたくて、撮らせてもらってからもう10年。素敵な女優さんになりましたね。今の英恵ちゃんもまた撮りたいです」とコメントを寄せている。
韓と笠井しげがダブル主演する「アジアの純真」は、北朝鮮の拉致事件で反朝鮮感情が広まった2002年を舞台に、不当に姉を殺害された在日朝鮮人少女と、事件現場で見て見ぬふりをしてしまった気弱な日本人高校生の怒りと悲しみを描く。鈴木清順監督作「ピストルオペラ」(01)、「オペレッタ狸御殿」(05)でプロデューサーを務めた片嶋一貴がメガホンをとった。
「アジアの純真」は、10月15日から全国で公開。
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