板尾創路“日の丸”衣装でモントリオール見参!
2011年8月22日 06:01

[映画.com ニュース] 板尾創路が、監督第2作「月光ノ仮面」を引っさげカナダで開催中の第35回モントリオール世界映画祭に登場した。同作が出品するのは、世界の注目すべき映画に焦点を当てることで知られているフォーカス・オン・ワールドシネマ長編部門。今作でも脚本・主演を兼ねた板尾監督は8月18日(現地時間)、白のモーニングに赤の眼帯という“日の丸”ルックでレッドカーペットに姿を現し、会場を盛り上げた。
北米最大級の同映画祭は今回、世界約70カ国、約300作品が出品。日本作品は、ワールド・コンペティション部門に「アントキノイノチ」「わが母の記」が選出されたほか、「月光ノ仮面」と同じフォーカス・オン・ワールドシネマ長編部門には、「クレイジズム」「死にゆく妻との旅路」が出品されている。日本作品にとっては縁起が良いことで知られ、昨年は李相日監督作「悪人」で深津絵里が最優秀女優賞に輝いている。
レッドカーペットを練り歩いた板尾監督は、「想像していたよりも静かなレッドカーペットでした(笑)。『やっと来たな! モントリオール!!』と実感してきました」とニッコリ。公式上映を心待ちにしている様子で、「出品決定の要因はどこだったのか、どこを気に入ってもらえたのか聞きたいですね。カナダの方々はどう感じてくれるのか楽しみです」と語った。
“日の丸”ルックは自らの考案だったそうで、「白×赤って日本の日の丸色でもあるし、カナダ国旗の色でもあるじゃないですか。だからいいなと思って」。東日本大震災以降、世界中から届く日本へのエールについても「今回は唯一の日本人監督としての出席者ということですし、存分に日本頑張っているで! と発信できればと思います」と意気込んだ。
そして19日(現地時間)、モントリオールのクォルティエ・ラテン・シネマでの公式上映に参加した。場内を埋め尽くした観客を前に、ティーチインにも臨み、ひとつひとつ丁寧に返答。上映中の反応については「ここはわかるんやとか、ここは面白いんやとか、反応がすごく面白かったですね。クスクス笑いが起きているシーンもありましたし、いい反応だったと思います!」と手応えを感じている様子だ。
観客賞の期待もかかるが、「これならいける! という確信できるデータがないので自信満々とは言い難いですが、たくさんのかたに見ていただいて、いろんな質問を投げかけてくれるということは、皆さんにじっくり楽しんで見ていただけたということだと思います」と真しな姿勢。それでも、次なる目標を「もちろんベネチアです! 行けたら最高ですね」と強い意欲をのぞかせた。
「月光ノ仮面」は、2012年1月14日から全国で公開。
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