西島秀俊主演作、ベネチア映画祭オリゾンティ部門オープニング作品に
2011年7月15日 11:42
西島にとって、同作は3年ぶりの主演映画で、ベネチア映画祭参加は、北野武監督「DOLLS(ドールズ)」以来、9年ぶり。西島は「久しぶりのベネチアに参加出来ることはとても光栄です。作品に関わったすべての人に感謝します。『CUT』への反応はもちろん、映画祭自体を楽しんでまいります」とコメントを寄せている。
イラン出身のナデリ監督はナント三大陸映画祭グランプリを受賞、カンヌ、ベネチアなどの国際映画祭で作品を発表し続けるなど世界的にも高く評価されており、現在は米ニューヨークを拠点に活躍している。2005年の東京フィルメックスに審査員として参加した際に西島と出会い、本作の製作が始動した。
西島は、熱心な映画ファンである自身をほうふつとさせる映画狂の映画監督で、兄の残した借金を返すために殴られ屋となる秀二を演じる。ヤクザ相手の仕事をしながらも秀二を支える陽子を常盤貴子が演じ、笹野高史、菅田俊ら海外でも活躍する名優たちが脇を固める。青山真治と田澤裕一の協力のもと、ナデリ監督自らが脚本を手がけた。
べネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門は、ジャンルや長さにこだわらず、先鋭的、革新的な新しい才能を発掘することを目的としている部門。これまで日本からは、塚本晋也監督「ヴィタール」(04)、三池崇史監督「IZO」(04)、青山真治監督「こおろぎ」(06)、「サッド・ヴァケイション」(07)、押井守監督「立喰師列伝」(06)、園子温監督「冷たい熱帯魚」(10)などが出品されている。
「CUT」は2011年に公開。
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