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劇場公開日:2011年12月17日
解説
イランの名匠アミール・ナデリ監督が西島秀俊を主演に迎え、殴られ屋をして金を稼ぐ売れない映画監督の映画への愛情を描き出す。いつも兄からお金を借りて映画を撮っていた秀二だったが、どの作品も映画館にかけることができない。そんなある日、秀二は兄が借金のトラブルで死んだという報せを受け、兄が自分のために借金をしていたことを知る。罪悪感にさいなまれる秀二は、兄の痛みを分かち合い、借金を返済するため、兄が死んだヤクザの事務所で殴られ屋を始めるが……。青山真治が共同脚本で参加。共演は常盤貴子、笹野高史ら。
2011年製作/132分/日本
配給:ビターズ・エンド
スタッフ・キャスト
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2022年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
映画が大好きな男が兄の借金を返済するために日々殴られ続けることで金を稼ぐ。
はっきり言って意味不明。
映画愛について描きたいのか、暴力を描きたいのか。
ただ、西島秀俊の鬼気迫る演技は見応えがあった。
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監督の映画愛はすごく感じる。イランの監督が何故、日本を舞台に日本の役者で取ったのか?は少し謎。日本映画が好きだから?
秀二の映画愛もまたすごく感じる。自分で映画も制作するがお金がなく兄に借りていたが、兄もお金を借りていて、返済できず命を落とす。その借金返済のために殴られ家を始めるのだが。あれだけ殴られたら普通死んじゃってるよ。
映画愛溢れる秀二が公開されない映画を自分の住むビルの屋上で上映しているが、観にきたお客さん、主催者があんな痛々しい姿だと普通怪しまれるしヒクよねっ。
借金返済出来たら、今度は自分が借金?信じられない。3500万、それで映画を撮るんだろうが、また殴られて返済するのか。
せっかくの映画愛溢れる映画が、暴力が全体的に多すぎて、印象が良くない。ちょっともったいない。
映画への情熱の話しはいいのだけれど、殴られる続ける事が自責の念みたいのが、いただけない。あと長い。