香里奈×麻生×吉瀬×板谷、史上最強の女子映画「ガール」で競演
2011年6月22日 05:01
[映画.com ニュース] 女優の香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏が、奥田英朗の人気小説を映画化する「ガール」に主演することが決定した。「プラダを着た悪魔」や「セックス・アンド・ザ・シティ」に代表される洋画ロマンティックコメディを、邦画でもスタンダードにしたいという思いから製作がスタート。「恋空」「ハナミズキ」のスタッフが再結集し、「白夜行」「神様のカルテ」の深川栄洋監督がメガホンをとる。
同名小説は5つの短編から構成されているが、映画版はそのうちの4編「ヒロくん」「ガール」「ワーキング・マザー」「ひと回り」をひとつの物語に再構築。4人が演じるのは、香里奈が大手広告代理店勤務の滝川由紀子(29歳・独身)、麻生が大手不動産会社勤務の武田聖子(34歳・既婚・子どもなし)、吉瀬が老舗文具メーカー勤務の小坂容子(34歳・独身)、板谷が自動車メーカー勤務の平井孝子(36歳・シングルマザー)という役どころだ。
勤務先も、取り巻く環境もまったく違うのに気の合う4人が主人公。それぞれ仕事や人生に悩みを抱え、女としての生きづらさを感じながらも懸命に自分と向き合い、まっすぐに女としての人生を謳歌しようとする姿を描く。
30歳を目前に、何もなし得ていない自分に焦燥感を募らせる由紀子に扮する香里奈は「いつまでも『ガール』でいたい由紀子が直面する悩みは、同じ女性として共感できるものがたくさんありました」と共感。だからこそ、「そんな女性ならではの悩みをリアルに表現しながら、『女』を思い切り楽しんで演じようと思います!」と意気込む。
管理職としても妻としても満足できず自己嫌悪に陥る聖子役の麻生は、「キャリアウーマンの役は初めてなので、とても楽しみです。新たな一面が見せられるよう頑張って役に集中したい」。吉瀬は年齢差12歳のイケメン新入社員に恋をする容子を演じるが、「男らしさとかわいらしさを併せ持った女性なので、それがうまく表現できればと思います」と話す。板谷も「女をもっと楽しもう! そう思える映画です」と気負いがない。
また、由紀子の恋人役を向井理、聖子の夫役を上地雄輔、聖子の年上の部下役を要潤、イケメン新入社員役を林遣都と共演陣も豪華な面々がずらり。ほか、檀れい、加藤ローサ、波瑠も重要な役どころでスクリーンを彩る。
“女子力”のバイブルとも言われた原作の映画化だけに、ファッションにも力を入れている。衣装点数は香里奈が23着、麻生が22着、吉瀬が16着、板谷が15着と、他作品と比較しても圧倒的に多い。深川監督は、「登場するすべての女性は、窮屈な時代を生きる大人のガールたち。彼女たちが頑張る姿はユーモラスで美しい。いろんな問題に直面し、乗り越えようと頑張る多くの女性たちを応援する作品になれば」とコメントを寄せた。5月28日にクランクインし、都内ほかでのロケを経て7月下旬にクランクアップ予定。
「ガール」は、2012年初夏に全国で公開。
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